サザエさん症候群、ブルーマンデー…月曜日、とてつもなく会社に行きたくない時の対処法

月曜日は自殺者が増えると言われるほど、土日の週末明けは皆が「会社に行きたくない!」と感じる日。サザエさん症候群、ブルーマンデーを乗り切る方法を紹介します。

サザエさんが流れる頃…「明日からまた仕事だ」

土日は楽しく過ごし、さて日曜日の夜になりました。

明日は仕事だ、やり残していた仕事を思いだしたり、ノルマや売上に悩む毎日が再開するのだ…そう思うとものすごく心がキュウっとなりますよね。

関東では日曜日の夜にサザエさんが放送されることから、「サザエさん症候群」と呼ばれたりもしています。

 

月曜日は世界で一番自殺率が高いと言われていて、やはり休日明けに「また一週間仕事か」と憂鬱に思うのは世界共通のようです。

 

この「ブルーマンデー」病を乗り切るために、いくつか行うポイントがあります。

毎週悩むよりは以下のことを実践し、最後まで前向きな休日を過ごしましょう。

 

ブルーマンデー症候群のチェックリスト
  • なんだかんだで生真面目。
  • 他人と争うのは嫌い、マイペースに生きたい。
  • 週末は寝だめしたりなど生活リズムを崩しがち。
  • 日曜日の夜は不安で泣いてしまったり、ドキドキして寝つけない。
  • 日曜日の夜は食欲がない。

 

上記に3つ以上当てはまる方は、ブルーマンデーを味わう羽目になるかもしれません。

 

 

一週間の始まりは日曜日である

月曜日が嫌なのではなく「仕事を再開するのが嫌」なのです。

一週間の始まりは月曜ではなく日曜日です。

週の初めを暗い気持ちで過ごすと、その後の1週間は暗くなりがちですので、これからは日曜日の朝を意識してみましょう。

 

いつまでも寝ていないで早めに起きる、日差しを浴びる、予定があるなら出かける…疲れているからといって夕方まで寝ていては、目覚めたときには既に夜です。

日中の日差しを浴びないと人間落ち込みやすくなる仕組みを持っていますから、日曜日は気持ち早めに起きて、どうしても眠くなった時はお昼寝をしましょう。

 

土日の生活を見直す

どこかに出かけている人はストレス発散になって良いかもしれませんが、疲れているからといってずっとベッドにいる、ネットやゲームをするなどしていると、現実に戻ってきた時により疲れを感じてしまいます。

 

わざわざ出かけることはありませんが、ひとまず起きてきちんと顔を洗いましょう。好きな食べ物を摂りながら読書をしたり、のんびりと過ごしてもいいと思います。お金がない方は近くを歩いたり、公園などで過ごすとリフレッシュになります。

 

日曜の夜は友達と会う

落ち込む時間帯に人と会い、気を紛らわす方法です。

もちろん夜遅くまで飲み歩くと翌日に響きますから、21時には帰宅をし、すぐお風呂へ入って眠るというサイクルをしてみましょう。

 

ネガティブなことを強制的に考えないで済むので、多くの人に効果的です。

 

掃除をする

日曜の夜に誰かと会いたいのは山々だが、お財布がピンチという方は、ぜひお部屋の掃除をしてみましょう。

お掃除をしていると本当に集中するので、不思議とネガティブなことは考えなくなります。

何より周囲が綺麗になると心も上向きになりますので、いいこと尽くめです。

 

お部屋以外でもトイレやお風呂などを掃除してもいいでしょう。

 

日曜日は早めに寝る

思いきっていつもより2,3時間ほど早めに眠ってしまいましょう。

月曜日を迎えたくないためについ夜更かしをしてしまう、日曜日に寝すぎたため眠るのが朝方になってしまうといった状態では、ますます月曜日の朝はブルーになってしまいます。

 

たっぷり睡眠を摂ると、どんなに嫌な月曜日でも不思議と身体だけは動きます。

 

月曜日に重い業務タスクを入れない

「月曜日は会社に行けばいいんだ」というある種の気楽さが大事です。

 月曜日の午前中はあまり頭を働かせないルーチンワークを入れてみる、重めの会議などは火曜日にしてみるなど、業務内容の調整を行ってみましょう。

 

「とりあえず、行くだけでいい」から「席についてルーチンワークをやればいい」、お昼を挟んで「15時までひとまず頑張る」「夕方までもうすぐ」などと、小刻みに考えると気が楽です。

 

月曜日に楽しみを入れる

月曜日の朝は大好きな朝食を用意したり、少し贅沢に朝カフェをしたりなど、月曜日の「ご褒美」を用意するとやる気が出ます。

月曜日のランチは仲のいい人と少し高級なものを食べに行く、月曜の夜は恋人と会う、新作のお洋服を着てみるなどもいいですね。

 

何も予定を入れられない日は、せめて月曜日は早めに帰るよう心がけましょう。

月曜日に長く残業をすると、1週間疲れが長引いてしまいます。

業務量が多い人は、朝早く来て処理するのも有効です。

 

嫌かもしれませんが、土日に少しだけ準備をしておくと、月曜日への心理的負担が減ると共に物理的に早く帰れる可能性が高まります。

 

日本中の社会人が憂鬱に思っている「月曜日」
どうでしたか、月曜日をうまく乗り切れそうでしょうか

世界中のほとんどの人が月曜日(仕事の再開)に憂鬱さを抱いているということを念頭に置き、自分だけではないのだと意識をしてみて下さい。

朝、電車に乗っているほとんどの人が「あぁ~これから仕事かぁ」と思いながら出勤をしている筈です。

 

変な言い方ではありますが、皆仲間だと思って腹を決めて出社してみると、意外にすんなり乗り切れたりするものです。