職場のストレス解消方法は?仕事上の人間関係ストレスを発散するコツ
職場で多いストレス「人間関係」を上手に発散する方法を、NLPトレーナー&カウンセラーが解説。仕事上でストレスが溜まった時は、4つの対策方法を行いましょう。
こんにちは、NLPトレーナー&カウンセラー平井妙子です。
今回は、職場のストレスを軽減する方法についてお伝えします。
ストレスと言っても、その内容は人それぞれです。
全ての出来事そのものに、意味は存在していないのです。
そこに自分の知識や価値観などといった自分色の眼鏡を通して、その意味を形成し、物事を解釈しています。
その解釈の仕方によって、ストレスの度合いが変わります。
職場には様々な人が集まっていますから、お互いが気を付けなければなりません。
今日から活用出来るポイントをお伝え致します。
出勤して更衣室で着替えていると、後輩がやってきました。
こちらから「おはようございます」と笑顔で挨拶したが、無視されました。
その時、あなたはどう思いますか?
- 「こっちから挨拶してるのに、何て態度なの?!失礼だわ」
- 「あいさつも出来ないなんて最低!」
- 「あいさつは常識、基本だと指導しなきゃ」
それとも、こうでしょうか。
- 「あれ?聞こえなかったのかも…」
- 「何かあったのかな?」
- 「たまにはこんな日もあるかな…」
- 「体調が優れないのかも?」
上段の思考だと、ストレスは増える一方であることは一目瞭然ですね。
しかも、今日も明日も明後日も、このことに意識が集中しそうで怖いですよね。
下段の思考であれば、ほぼストレスになりません。
自分の解釈を変えるだけでこんなにも差が生まれるのです。
会話の中で、解釈のズレから問題が生じることは多いものです。
「この資料、お願いね」
この文章には、いつ、誰が、誰に、どこで、などが省略されています。
こうしたような会話の時は、自分なりの解釈ではなく、相手にキチンと確認することが大切です。
相手に伝える時もそうです。
「これくらい、言わなくても分かるだろう」は落とし穴。
5W(When Who Where What Why)2H(How How many How much)で質問、伝言をしましょう。
ストレスがどこから生まれているのかを具体化することで、対処法が見つかります。
業務的なことであれば、社内で改善に努め、対策案を挙げて取り組めば良いことです。
個人的な悩みから仕事に支障をきたしているのであれば、対処法も個人のやり方となります。
旅行、食事、読書、ジョギング、アロマ、趣味、マッサージ、友達に相談する、カウンセリングを受けるなど、方法は色々とあります。
どの職場もそれぞれ役職があるかと思います。
役職により業務内容が違ってきますから、その内容を誰もが分かるようにしておくことが大切です。
会話のパターンと同じく、業務内容の認知が曖昧であると「これくらいやってくれるでしょ?」あるいは「いつも何してるのか分からない」「いつも暇なんじゃないの?」なんて、勝手に解釈していることも多いのです。
各人、一生懸命に仕事しているはずですが、このように思われてしまうと良い対人関係は構築出来ません。
特に、経営者とスタッフ、部長陣とスタッフでは、このようなパターンを良く耳にします。
上層部はスタッフの業務を理解し、スタッフは上層部の業務を理解する。
縦ラインだけでなく、部署内などの横ラインも同じです。
日々の業務の忙しさなどから、自分ワールドに没頭してしまうことはありませんか?
自分ワールドからの視点だけでは「私だけがこんなに大変…」といった思考に陥りやすくなります。
周りのスタッフの視点、上司の視点、経営者の視点など第三者的視点を持つことで、相手を許せたり、助けたり、思いやることが出来るようになります。
そうすると、ストレスもグンと減るのです。
ストレスは万病の素。
少しでも、軽減に努めてみることをお勧めいたします。
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