極寒の地アラスカでオーロラ体験!観測時の場所・服装・必要なものリスト
「オーロラ」という名前は、ローマ神話に出てくる暁の女神アウロラを由来として、ガリレオ・ガリレイによって名付けられたと言われています。
アラスカでは、極北で見ることが出来ることから、一般的にノーザンライツ(Northern Lights)と呼ばれています。
“オーロラの素”となるものは、太陽から生まれています。
簡単に言うと「太陽から高速で放出された原子や分子が地球の大気圏に衝突したときに光を出す。」
これがオーロラの仕組みです。
地球の磁場の関係で、太陽から放出された原子や分子は、北極や南極に向かっていくので、普通は極地でしか見ることが出来ません。
極地で、太陽の動きが活発な時は、オーロラが最も発生しやすい時期となります。
また、太陽から放出された原子や分子が、地球の大気にぶつかった時の高度や成分など、様々な要因によって、オーロラの色や形が変わります。
通常、地球の磁場の関係で、オーロラ鑑賞が出来るのは極地です。
南極には行くことが難しいので、一般的には北米や北欧となるでしょう。
とても寒いですが、夜の時間が長くなる冬場に見えやすくなります。
特に、アラスカ州フェアバンクス市はオーロラが見える場所として世界中で知られていて、年間240日もオーロラ現象が発生していると言われています。
アラスカ大学によるオーロラ予報のページもありますので、オーロラ鑑賞時にはチェックしてみて下さい。
寒い時期の夜、凍える極地でオーロラ鑑賞をする場合は、凍傷にならないようにそれなりの装備が必要です。
ちなみに、フェアバンクス市の1月の最高気温の平均は-17度です。
夜はさらに-10度程冷え込みます。
この気温の中で、オーロラが出てくるのをじっと待つことになります。
日本から防寒具を持っていく場合は、スキー場に行くことをイメージして準備すると良いでしょう。
もちろんそれだけでは足りないので、薄い服を何枚も着ることで、薄くて暖かい空気の層を増やして、自らの体温で体を温めるようにします。
重ね着をすることになるので、サイズの違う服を選んで下さい。
使い捨てカイロも重要ですが、あまりにも外気温が低過ぎると、発熱しなくなります。
出来れば、防寒具は現地のツアー会社などに頼んでレンタルするのが確実です。
また、極地の冬の空気は、非常に乾燥しています。
唇の乾燥対策のリップクリームや、肌の乾燥対策の為の保湿クリーム、爪が欠けてしまった時のために爪切りを持参すると便利です。
極寒の地だからこそ見れる、幻想的なオーロラ。
防寒具の準備をしっかり整えて、是非一度鑑賞してみて下さい。
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