木の実で作る簡単インテリア。素朴でお洒落な飾り方アレンジ例まとめ

執筆者: 宇野 知子 職業:フローリスト 花講師 アート作家
はじめに

こんにちは。フローリストの宇野知子です。

少しずつ秋も深まり、各地で紅葉の便りも聞かれていますね。

 

天気のいい日に散歩に出かけると、いろいろな種類の木の実が落ちていることに気が付きます。

手に取って眺めてみるのもこの季節の楽しみのひとつでもありますね。

 

拾った木の実を家に持ち帰って、そっと飾る楽しみ。

今回は、素朴に飾る木の実のアレンジをご紹介させて頂きます。

 

 
木の実のアレンジ
アレンジメントといっても、手持ちの器に並べて飾る簡単なもの。
そもそもアレンジ「Arrange」とは=整えるの意味ですから、並べるだけでも立派なアレンジと言えるのです。

拾った木の実は、汚れを落とし、よく乾燥させて下さい。
また、花屋さんにも多くの木の実が出回ります。
クリスマスデコレーションにも大人気の「木の実」ですから、秋は、1年で1番多くの「木の実」が入荷すると言ってもいいかもしれません。

松笠
松ぼっくりともいいますね。松の実の総称として呼ばれています。
松笠には、いろいろな種類があります。

色合いと質感の合う器に乗せ飾ります。
スモーキートーンに器に入れると、素朴さを感じられます。
和風の器や、籠(カゴ)などに入れて飾るのも素敵です。
写真のように、枯葉を1枚乗せるだけで秋の風合いになりますし、
針葉樹や赤い実ものをあしらえば、クリスマスデコレーションとして楽しむことが出来ます。


ヤシャブシの実
カバノキ科・ハンノキ属の落葉樹です。
里山で見かけることもありますし、花屋さんにも切り花として入荷し出回ります。
実は、乾いても枝に付いたままで取れにくく、枝ごとドライフラワーとして飾って頂くことも出来ます。
実の部分だけでも、リースなどによく使われています。

 

ユーカリの実

オーストラリア原産のユーカリ。その種類は200以上とも言われています。

実のなる品種は、日本では栽培が難しく、ほとんどが輸入です。

花屋さんに切り花として入荷し出回ります。

 

写真は、「テトラゴナ」という品種です。

殻はとても硬く、オーストラリアの自然発火で起こる山火事の炎にも耐え、生き残った種子が、森を再生すると言われています。

 

 

枝ごと飾る場合は、花器や瓶または一輪挿しに飾ってみて下さい。


写真のように花器の口元が大きくバランスを取りにくい時には、
口元に大きめの「木の実」を置きバランスを取ることで安定します。

 

 
「木の実」だけを飾る場合は、お皿や小さなガラスの器がおすすめです。
雑貨やオーナメントなど、組み合わせ次第でいろいろな飾り方を楽しむことが出来ると思います。
 
 
おわりに

秋から冬にかけて、自然な風合いを楽しむことの出来るマストアイテム「木の実」。

是非、お気に入りの木の実を探して、オリジナルの飾り方で楽しんでみて下さい。
 
現在私が持っている「一番大きな木の実」がこちらです。
大きくて重たい「一番大きな木の実」。
手のひらに乗せ、写真を撮るのも一苦労でした。
 
 
 コラムニスト情報
宇野 知子
性別:女性  |   職業:フローリスト 花講師 アート作家

フローリスト
フラワーコーディネーター

フラワーショップ『La vie en Fleur』経営。
花教室運営に加えて、親子で楽しむ花のある生活を提案、
通信講座を企画し発信しています。

フラワーアート作家としても活動。
手作り雑貨サイト等で販売もしています。

著書
『花育のすすめ』(三省堂)

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