簡単で美味しいスイーツレシピ!ふわふわ米粉スポンジケーキの作り方
こんにちは、米粉料理菓子研究家のYukiko@Comeconoco Laboratoryです。
今回は、とてもシンプルで美味しい、ふわふわ米粉のスポンジケーキの作り方をご紹介します。
スポンジケーキは、ショートケーキやバースデーデコレーションケーキ、ここぞというときのケーキの土台として大活躍する生地です。
しかし、レシピ通りに作ったのに上手く膨らまなかった…という悲しいご経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
スポンジケーキの材料は至ってシンプルですが、上手に焼くためにはいくつかのコツがあります。
卵の泡立て、粉の混ぜ方、バターの混ぜ方…
下記のレシピにてご説明しますので、ぜひ一つ一つ手順を確認して、スポンジケーキ作りにチャレンジしてみて下さい。
お店で販売されているスポンジケーキは、小麦粉を使って作られていることが多いですが、米粉で作った場合も色や形はほとんど同じです。
焼きたては、お米の香りがふわりと漂います。味は一般的な小麦粉のスポンジケーキと大きな差はなく、食感もふわふわでおいしく焼き上がります。
作る工程においては、米粉は振るう手間が必要ないことが、何と言っても魅力的です。
また、小麦粉のスポンジケーキは、粉を混ぜ合わせる工程で必要以上に混ぜ過ぎてしまうと、グルテンが形成されてねっちり固い食感の生地になってしまうのに対して、米粉にはグルテンが含まれないので、初心者の方でもしっとりふわふわの食感に仕上げやすいというメリットがあります。
それでは、基本の米粉スポンジケーキのレシピを見てみましょう。
- 卵Mサイズ 3個
- 上白糖(きび砂糖でもOK)90g
- 米粉 85g
- 無塩バター 15g
- 牛乳 大さじ1
- バニラオイル 少々
- 型に敷紙をセットする。オーブンを170℃に予熱する。
- 大きめの浅い鍋にお湯をはり、湯煎の準備をする。
- バターと牛乳は同じ容器に入れ、湯煎にかけて溶かし温めておく。
1.
ボウルに卵を割り入れてほぐし、砂糖をすべて加えて混ぜる。
ボウルを湯煎にかけ、絶えずかき混ぜながら、生地が人肌程度の温度になるまで温める。
2.
ハンドミキサーを使って卵を泡立てる。
ミキサーのはねを持ちあげたとき、生地がぼってりと落ちて、ボウルに落ちた生地の跡がくっきり残るくらいの固さまで泡立てる。
泡の固さを確認したら、ハンドミキサーのスイッチを止めて1~2分程手動で大きく円を描くようにかき混ぜる。
3.
米粉を加える。振るわなくてOK。
ゴムベラを使って生地を底からすくい上げ、切るように混ぜる。
粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜる。
4.
温めておいたバターと牛乳、バニラオイルを加え、ゴムベラで③と同じ要領で混ぜる。
生地を型に流し込み、型を台の上に2、3回トントンと軽く打ち付けて、余分な空気を抜く。
5.
170℃のオーブンで30分程焼き、中心に竹串を刺してみて生の生地がついてこなければ焼き上がり。
すぐに型から取り出し、ケーキクーラーの上で冷まして完成。
手作り米粉スポンジケーキは、小麦アレルギーの方へのプレゼントとしてはもちろん、ふわふわ食感で食べやすく、誰からも気に入っていただけると思います。
ぜひ、お好みのデコレーションで、世界にひとつだけの手作りケーキを作ってみて下さいね。
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日本のおいしいお米を、もっと料理やお菓子作りに活かしたい、という思いから、米粉レシピの研究を始めました。
米粉の魅力を一人でも多くの方にお伝えしたくて、大阪市で小さな米粉専門のお菓子教室を主宰しています。
2014年7月より、お菓子教室は1年間のお休みをいただき、アメリカ・ミシガン州に滞在、
現地のグルテンフリー・レシピを学び、2015年夏に帰国しました。
おいしく、たのしく、からだにもやさしい米粉のレシピをお届けしていきたいと思います!
BLOG : http://ameblo.jp/comeconoco-lab
製菓衛生師 / 米粉食品指導員 / フードコーディネーター
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