こんにちは。アドバンス認定エンジェルカードリーダー™ の麻耶です。

タロットの1枚引きでメッセージを受け取ることに慣れてきたら、次は3枚引きでさらに詳しいアドバイスを受け取ってみましょう。 

タロットのリーディングは、基本的には枚数が増えていってもメッセージの受け取り方は同じですが、練習していけばカード同士の関係などの読み方も、だんだん出来るようになってきます。

3枚引きでもかなり深いアドバイスが受け取れるのですが、これが出来るようになると、さらに枚数を増やし、「ヘキサグラム」「ケルト十字」などのスプレッド（展開法）も使えるようになります。
なのでここでもまた、3枚引きをじっくり練習してみて下さいね。

3枚引きの場合、多くはカードを裏向きに3枚並べ、その後、表にして絵柄を見ることが多いようです。

3枚全体から伝わってくるものをアドバイスとしても良いですし、一枚ずつ「何を表すか」を決めて引く方法もあります。
慣れないうちはこちらの方がやりやすいかもしれません。

決まっているわけではないのですが、状況を見る場合には一般に左から『過去－現在－未来』として読むことが多いようです。

• 原因－近未来－状況を良くするためのアドバイス
• 潜在意識にあるもの－顕在意識にあるもの－アドバイス（近未来でも良い）
• 自分の本心－相手の本心－アドバイス（近未来でも良い）

また、以上のように、自分が知りたいことをあらかじめ決めてカードに伝えてから引くと、それらを表すカードが出てきます。
ここは自由にカードに聞いてみたいことを決めて伝えましょう。

一つの質問について上記のようなリーディングをいくつかすることで、詳しい状況やより具体的なアドバイスが読み取れます。

3枚引きも慣れてくると、特に表すものを決めずに3枚並べてカードを見ているうちに、「これは過去･現在･未来を表しているな」とか「原因・現状・アドバイスを表しているよう」などと伝わってくるようになります。

このようにカード同士の関係性を読み取れるようになると、枚数の多いスプレッドのときにもその技術がとても役立ちます。
ですので、色々な質問をしながらリーディングの練習を重ねて下さい。
1枚引きのときにもやったように、受け取ったメッセージは書き留めておくようにしましょう。
後になって意味が分かることも良くあります。

ジャンピングカードは、前回も書いたように特に強いメッセージを伝えてくれていますので、別に取っておいてアドバイスカードとして読みましょう。 

ある程度自信がついてきたら、「ヘキサグラム」「ケルト十字」などの枚数の多いスプレッドにも挑戦してみて下さい。

ケルト十字は、今どのような状況にあり、本心はどうなのかや、近未来はどうなるのか、相手の気持ち 、問題の原因や解決策、最終結果などが一目で分かるとても便利なスプレッドです。

ネットや本で調べれば、その他にも色々なスプレッドがありますし、自分のオリジナルのものを作るのもとても楽しいです。
読む枚数が多くなったり、一回の質問で何度も展開するようになったりしても、3枚引きまでの基本が出来ていればほとんど読めるようになっていきます。

私のタロットの先生もいつもおっしゃっていましたが、読めるようになるには本当に「数稽古（かずげいこ）」が大事です。
楽しみながら続けて頂きたいと心から思います。
タロットのある生活の楽しさを、たくさんの方に味わって欲しいのです。

カードを眺めていても、どうしてもメッセージが受け取れないというときには、カードに描かれている存在に「これはどういう意味？｣と聞いてみるという手があります。
しばらく問いかけていると、何か伝わってくることがあると思いますので、上手く受け取れないときにはぜひ試してみて下さいね。

また、エンジェルタロットマスターブック（JMAアソシエイツ）を参考にすると、78枚のカード1枚ずつの説明や、浄化からリーディングの方法まで詳しく解説されているのでお勧めです。