ちょっぴりビターな、サブレショコラのお菓子レシピ。作り方のポイントも紹介

執筆者: 久保田 晴子 職業:フードプランナー
はじめに

 

こんにちは、フードプランナーの久保田晴子です。

 

今回は、皆さんで楽しくつまんでいただける「ちょっぴりビターな大人のサブレ・ショコラ」のレシピをご紹介させていただきます。
材料も身近なものなので、とても作りやすいですよ。

 

材料(仕上がり量500g/3-4人分)
  • 無塩バター 185g
  • ☆薄力粉  185g
  • ☆ココアパウダー 30g
  • 粉砂糖   80g
  • 卵黄    1個分
  • 塩     ふたつまみ
  • 打ち粉(強力粉) 適量 

 

作り方

1.
(前準備)無塩バターを常温に戻し、すっと指が通る程度の固さまで戻しておく。
☆を合わせてふるいにかけ、空気をしっかりとふくませておく。

2.
バターと粉砂糖をボウルにいれ、へらなどでよく馴染むように混ぜる。
その後に卵黄を入れ、泡立て器に持ち替えて、よく馴染むようにしっかりと混ぜ合わせる。 

 

 

3.
振るっておいた粉類を2.のボウルに一気に入れ、ボウルを大きく回しながら、へらで底をすくいとるようにして合わせていく。
写真のように、粉とバターがほぼ馴染んだ状態になったらOK。
この際、けしてこねないように注意する。

 


4.
3.の生地をラップで包み、なるべく均一で薄めの板状にしてから、冷蔵庫で生地が伸ばしやすくなる程度に(目安:60-120分ほど)冷やす。
お急ぎの場合は冷凍庫で30分程度、様子を見ながら冷やして下さい。

 

 

5.
4.が出来たら、台の上と生地にしっかりと打ち粉をし、生地を3mm厚にまでのばしていく。
生地が伸びたら、型で抜いてクッキングシートを引いた天板の上に並べる。
余分な粉は刷毛でおとしておく。

 

 

6.
5.の天板の上にラップをし、50~60分ほど再度冷蔵庫で冷やす。
(急ぎの場合はやらなくて良いですが、この工程を行うと焼成後もエッジがきれいに保たれる。)
終了10分前から、オーブンを180度に予熱開始する。

 

 

7.
オーブンの温度を150℃に再設定し、約12-16分ほど焼く。
焼きあがったらそのまま冷まして、完全に粗熱をとって完成。

 

作り方のポイント

 

エクリチュールを見つけたら…

 

こちらを作る際に、もし「エクリチュール」という薄力粉が手に入りそうでしたら、ぜひお試し下さい。

このお粉を使うと、サックリ・ホロッと感がよりアップします。

 

冷凍庫で冷やす時の注意点

上記4.の工程において、お急ぎで生地を冷凍庫で冷やす場合は、10-15分置きに生地の様子を見て下さい。
冷凍庫ではすぐにカチンコチンになってしまう恐れがあり、そうなると生地を伸ばす5.の工程が非常にやりづらくなります。

 

焼き上がり後は、あら熱を取る

焼き上がり直後は、生地はまだ柔らかい状態ですので、天板に乗せたままで冷まして下さい。 

 

おわりに

本日のレシピはいかがでしたでしょうか。
こちらは、非常に口どけの優しい配分になっていますので、お家で作ったとは思えないほど、さっくりほろほろに仕上がります。

そして、ちょっぴりビターなチョコレート味は、お酒にもぴったり。
洋酒等と合わせて、簡単なディナーデザートにも出来ます。

また、今回はプレーンな生地でご紹介させていただきましたが、ナッツ等をお好みで入れても大変美味しいです。
ぜひ一度、このレシピをお試し下さいね。

 
 コラムニスト情報
久保田 晴子
性別:女性  |   現在地:関東  |   職業:フードプランナー

小学生から料理を始め、企業勤務を経て、現在、和洋のおかずレシピと
製菓(主に焼き菓子)のレシピのご提案を書籍・webで行っています。
また、「食/レシピ」とあわせて、食器、テーブル周り等も含めた、
「ストーリー性のある食の空間作り」の情報も発信していきたいと
思います。

【自身のブログ】
☆(ブログ)Vege&Soup
☆(URL)http://vege-and-soup.com/
お料理のレシピと日々の暮らしを中心に綴っています。
ぜひお気軽に遊びにいらしてください。