プレゼントの簡単ラッピング方法!毛糸を使った可愛い包み方

執筆者: 久保 麻里子 職業:かぎ針編み講師、ニット作家
はじめに

こんにちは。かぎ針編み講師の久保麻里子です。


今回は、プレゼントをする時や手作りのお菓子を作った時に、誰でも簡単に出来る、毛糸を使ったラッピングをご紹介します。

 

毛糸をリボン代わりに使う

 

何本か一緒にリボンにするだけでボリュームが出て、ラメの入ったものやファンシーヤーンを使うと華やかになります。
ガトーショコラのラッピングでは3本の毛糸を使用しています。
タグをつけてメッセージを添えるのも良いですね。

 

 

毛糸でポンポンを作ってリボン代わりに使う

 

ポンポンを作ったことはありますか?
厚紙を下図のように切って、巻きつけるだけで簡単に出来るのです。

ポンポンは一色で複数作ってもいいですし、写真のように何色かを使ってもいいです。
お子様のプレゼントには鮮やかな色を使うのも可愛いですね。

 

ポンポンの作り方
  1. 図のような形に厚紙を切ります。
  2. Aの長さは作りたい大きさより、少し大きく作りましょう。
  3. 厚紙に毛糸を30~50回巻きます。毛糸の太さによって毛糸を巻く回数は変ります。お好みの大きさに応じて調整して下さい。
  4. 厚紙の隙間を使って、中心に糸を2重に巻いて、糸が抜けてこないようにしっかりと結びます。
  5. 厚紙から巻いた毛糸をとり、両端の輪になっている部分を切ります。
  6. 丸い形になるように切って整えれば、できあがりです。

 

毛糸でタッセルを作る、鎖編みした毛糸をリボンにする

プレゼントをする時には、クラフトバッグを飾るのも簡単でお勧めです。
品物を包むことが難しいという方も、これなら簡単にできるかと思います。
シールや折り紙もプラスして、オリジナルの物を作ってみてはいかがでしょうか。


タッセルを作る時もポンポンを作る時と同様に、いろいろな糸を使って楽しんでみて下さい。
タッセルも、ポンポンのように簡単に作ることができますよ。

 

 

 

タッセルの作り方
  1. ポンポンの厚紙と同様に、Aの長さは作りたいタッセルの2倍より少し大きい幅で作り、毛糸を巻いていきます。
  2. 巻いた物の中心より少しずれた位置で、糸が抜けてこないようにしっかりと結びます。
  3. 厚紙から外して両端の輪になっている部分を切り、短い方に長い方を折り返して集めます。
  4. とじ針を使って、中心を結んだ糸に新しい糸を通して、好みの長さの輪を作り、結びます。(つり下げるためのループになります。)
  5. 形を整えて、上から1~2㎝の位置に糸を巻きつけて結びます。結んだ糸は中に隠して下さい。
  6. 下端を切り揃えれば、できあがりです。

 

おわりに

毛糸を使ったラッピングはいかがでしたか。

寒い季節に毛糸を使うと、温かさがでますね。


大切な人に気持ちを伝える方、家族に感謝の気持ちを伝える方、贈る人を思い浮かべて、楽しくラッピングしてみて下さい。

 
 コラムニスト情報
久保 麻里子
性別:女性  |   現在地:大阪府  |   職業:かぎ針編み講師、ニット作家

大阪府堺市で、子育てをしながら自宅で
編物教室「m.standard」をしています。

日本手芸普及協会 かぎ針編み講師。
オリジナルのキットも販売しています。

m.standardブログ
http://msta.exblog.jp