結婚後、金銭感覚のズレで喧嘩…お金を管理する「夫婦家計簿」のすすめ

執筆者: FP杉本 職業:ファイナンシャルプランナー
お金のことで喧嘩する理由

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの杉本です。

 

結婚してから『お金』のことが原因で、パートナーと喧嘩になってしまったことや、ムカっと腹が立ってしまったことはありませんか?

 

 

誰にでも一度や二度はあると思います。
では、冷静になって思いだしてみてください。
なぜ、お金のことで喧嘩になってしまったのでしょうか?


細かい理由は人それぞれ違っていると思いますが、基本的に家庭で起こる『お金』に関してのもめ事は、あなたの金銭感覚とパートナーの金銭感覚の違いが原因で起こります。

金銭感覚が違うのは当たり前

金銭感覚というのは、生まれてから育ってきた環境が作り上げていくもの。


だから、誰でも違っているのが当たり前で、結婚前に考え方や金銭感覚も近いパートナーを選ぶことができれば、結婚してからが楽なのですが、結婚してしまった以上はそうも言ってられません。


お金に対する考え方、金銭感覚の違いの溝を埋める必要があります。

 

一人で頑張ってはいけません

家庭のお金を何にどれくらい配分していくのかは、あなた一人だけで考えてはいけません。

一人で考えていると、パートナーとの金銭感覚の溝がなかなか埋まらないからです。

 

 

一人で考えて実践してしまうと、パートナーはあなたが何を考えているのかに気がつかないまま、やりたいようにありのままの行動をしてしまいます。


例えば、あなたは節約したいのに、パートナーは大盤振る舞いということが積み重なると、いずれは衝突です。

家計簿をつけるだけではもったいない

まさに今、幸せな結婚生活を築いている最中ですから、今すぐにでも取り組んで欲しいこと。

それは、パートナーと家計について話し合うことです。


「そんなことなら毎月してるよ」ということであれば優秀です。
家計について話をする時に、とても便利なものが家計簿です。

 


毎月どれだけ収入があって、どんな項目で支出があるのかが把握できるものがあれば、OKです。
面倒でも家計簿をつけている人は、もう一歩踏み込んでください。
つけているだけでは、まだ使いきれていません。


家計簿を見ながらパートナーと一緒に、

 

  • 「今月は何円赤字になってしまった」
  • 「食費が予想以上にオーバーしてしまった」
  • 「来月はもう少し食費を抑えるようにがんばってみよう」

 

という話をする時間を持って欲しいのです。

 

さいごに

家計簿を見ながらパートナーとの話し合いを毎月繰り返していくと、パートナーとあなたの考え方も徐々に近づいて、落とし所が見えてくるようになります。


子育てにどれくらいの予算を使いたいのか、趣味やお小遣いはどの程度であれば家庭の予算から出せそうなのか。

家計について話し合うことが普通になっていれば、お互いの考え方や意見、要望が見えて、無駄に大きな衝突を起こすことがなくなります。


円満な家庭を築くためにも、パートナーとあなたの金銭感覚は、一緒に磨いて欲しいと思います。

 

 
 コラムニスト情報
FP杉本
性別:男性  |   職業:ファイナンシャルプランナー

現在6年目に突入したマネーセンスを磨く勉強会リーマンインテリジェンスを運営しているファイナンシャルプランナーの杉本です。

上手なお金の使い方を身につけるためにマネーセンスを磨く
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私自身は投資入門、住宅ローンを専門として担当しています。
ここでは上手にお金を使う智恵や工夫をコラムを通して
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