甘みたっぷり「白菜」レシピ!栄養素・選び方・保存方法まとめ (1/2)
こんにちは。野菜メニュープランナー・野菜ソムリエの坂本みちよです。
今日のテーマは、白菜。
白菜は、お漬物やキムチとしてもよく食べられますが、この時期は特に、鍋ものに欠かせない代表的な冬野菜とも言えるのではないでしょうか。
白菜は、中国北部原産で、東洋の代表的なお野菜のひとつ。
今では日本全国で栽培され、最近は一年中出回っています。
しかし本来の旬は11月~2月頃。
霜にあたると、ぐっと甘みが増し、美味しくなると言われています。
最近は、オレンジ色の白菜やミニ白菜など、さまざまな品種が出回っていますが、白菜は株の形態で分けると「結球・半結球・不結球」の3つのタイプに分けることができます。
結球タイプは、わたしたちが一般的によく見かける白菜。
円筒形で、頭部の葉がしっかりと合わさって重なり、内部が黄色っぽい色をした黄芯型が最近の主流です。
半結球タイプは、胴部はしまっていますが、頭部の葉は重なり合わずに開いていて、主に漬物用として使われています。
不結球タイプは、広島菜など、漬菜類がこれにあたります。
左:白菜 右:オレンジ白菜
白菜は、ほとんどが水分ですが、ほかにビタミンCが多く、この時期、風邪予防や免疫力アップに良いと言われています。
また、身体の中の余分な塩分を排出してくれるカリウムが含まれているため、高血圧予防の効果も期待できますし、ほかにも、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分も含まれています。
また白菜は、ほかの野菜と比べると、低カロリーで食物繊維も豊富なところから、整腸作用や美肌にも良く、女性にとっても非常にうれしい野菜だとも言えますね。
外側の葉がきれいな緑色をしていて、頭部の葉がしっかりと巻いているもの。
また、ずっしりと重く切り口が白くみずみずしいものを選びましょう。
カットものは、葉がしっかりと詰まっていて、切り口の葉が盛り上がっていないものが良いです。
また、芯が全体の長さの1/3以上になっている場合は、育ちすぎて味が少し落ちてしまう傾向があります。
寒い時期に出回る丸のままの白菜は、新聞紙で包み冷暗所で根の部分を下にしたまま立てて保存すると、3~4週間程度長持ちします。
カットしたものや夏場に出回っている白菜は、ラップで包んで野菜室で保存しましょう。
また、カットしてからフリーザーパックなどに入れ、空気を抜いて冷凍保存することもできます。
使う場合は、凍ったままスープに加えたり、お鍋の具材に使ってみてください。
ただし、炒めものなどに使う場合は、水っぽくなってしまうため、一度解凍し水気を切ってから使った方が良いです。
また、白菜を干してから使うと、水分が抜けて旨味もアップ。
1枚ずつはがし、芯の部分が少し柔らかくなるまで、数時間から2日程度天日に干しておくと、炒めものなどにしても水っぽくなりにくいです。
今日は、簡単にできるオーブン焼きをご紹介します。
じっくり焼いて、甘みが出た白菜を召し上がってみてください。
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