シンガポール観光でおすすめ!隠れた穴場スポット5選

執筆者: サゴ

歴史の浅い国のため、政府主導で整備された「いかにも観光地」という観光地が多いシンガポール。でも、まだこんなにローカルで面白い場所があったんだ!と思うような、隠れた名所もたくさんあります。今回はそんな隠れた穴場を5つ厳選して紹介いたします。

 

 

スンゲイブロウ湿地帯保護区

 

マレーシアが対岸に見える、シンガポールの西北端にあります。写真の奥の方、ぼんやり見える街並みは、マレーシアのジョホール・バルです。ここがシンガポールかと思えるような、マングローブの雄大な景色が広がります。コモドオオトカゲに会えるかもしれません。

 

 

こんなに「大都市・シンガポール」とはかけ離れた穏やかな景色ですが、電車とバスの乗り継ぎで中心街から1時間ちょっとで、入口まで来れちゃうんです。交通アクセスがいいのも魅力の一つです。

 

スンゲイブロウ湿地帯保護区

住所:301 Neo Tiew Crescent 718925

 

チョンバル地区

中心地に近くて行きやすい場所にある住宅街、チョンバル地区。つい4,5年前まで、ここは外国人達がローカルな雰囲気を求めてやってくるのにちょうどいい場所でした。国民の多くが暮らす住宅・HDB(公営住宅)があり、またウェットマーケットやホーカーセンターなどもあります。

 

しかしここ数年、チョンバルは様変わりし、オシャレなカフェやベーカリーなどが集まる場所になりました。洋服屋さんや雑貨屋さんも徐々に数を増やし、新たな観光地として近年、注目を集めています。

 

なかでも有名なチョンバルベーカリー。連日、多くの人で賑わいます。

 

チョンバルベーカリー

住所  :56 Eng Hoon street , Tiong Bahru, Singapore

営業時間:Sun-Thu 8:00~20:00 / Fry-Sat 8:00~22:00

 

 

 タルトが美味しいと評判のカフェ「Drips」

 

店内はとても素敵な雰囲気です

 

Drips Bakery Cafe

住所  :82 Tiong Poh Road, #01-05, S(160082)

営業時間:Sun-Thur: 11:00-21:30 / Fri & Sat:11:00- 23:00

 

チョンバル地区では、ローカルな雰囲気も残しつつ、一方でオシャレなカフェもでき…まさに移り変わりゆく過程のシンガポール住宅街を見ることができます。是非、一度足を運んでみて下さい。

 

 

マクリッチ貯水池公園

 

池を取り囲む遊歩道があり、また3~11kmのトレッキングコースも整備され、自然の中を歩きたい人々にはうってつけの場所です。トレッキングコースのかなり奥のほうになりますが、木の高さから景色を眺められる吊り橋「ツリートップウォーク」からの眺めは絶景です。

 

マクリッチ貯水池公園

アクセス方法:バス停 51071 MRT:Caldecott MRT (CC17) で降車

 

 

ハウパーヴィラ

昔はタイガーバームガーデンという名前でした。シンガポールで最初にできたテーマパークですが、今や訪れる人もまばらな、忘れ去られつつある場所です。入場無料で、ふらっと入れます。

 

 

この色使いから分かるように、とても奇妙な、独特な世界観を体験できます。テーマは中国の儒教・道教・仏教や、様々な伝説・説話等のようですが、中には日本の力士の像があったり、自由の女神がいたりと、もう混沌としています。ここが面白いかどうかは意見が分かれそうですが、ヘンな物好きにはたまらない場所です。

 

ハウパーヴィラ

住所: 262 Pasir Panjang Road , Singerpole 118628

 

 

ピナクル@ダクストン

ビジネス街のタンジョンパガー地区に、ひときわ目を引く高層ビルがあります。写真の中央奥に見える、7つの高層ビルが連結した斬新なデザインの建物です。

 

 

これは、国民の8割が暮らす公営住宅・HDBのひとつです。今までの公営住宅はもっと簡素なものでしたが、最近は人口増加に対応して高層化し、またデザインにも凝ったものができてきました。

 

このピナクル@ダクストンは、ezリンクカード(電車・バス共通のプリペイド型電子マネー)で入場料を払えば、外部の人でも屋上まで上ることができます。普段、観光客が公営住宅に入る機会なんてめったに出来ないので、とても貴重です。屋上からは、金融街の高層ビル群や昔ながらのショップハウス群、コンテナターミナルなどが一望できます。

 

ピナクル@ダクストン

住所:1 Cantonment Rd, Pinnacle@Duxton 50/L, Singapore 080001

 

 

おわりに

ここは熱帯雨林だったのだと実感させられるような自然、住宅地のローカルな雰囲気とこれから洗練されようとしていく雰囲気の入り交じった様子、時代に取り残された観光地…より着飾らないシンガポールに目をとめてみると、今まで気づかなかった面白さが見えてくることでしょう。

 

 
 コラムニスト情報
サゴ
現在地:シンガポール  |  

シンガポール在住歴は「長いね」と言われるくらい。
シンガポール国民の多くが住むHDB(公営住宅)で暮らし、ローカルにとけ込んだ生活をしている日本人です。

シンガポールのニュースや面白ねたを紹介するブログ、シンガポールねた!の管理人です。
シンガポールねた! http://singaporeneta.blog.jp