気持ちの落ち込みやプチうつ解消!セロトニンを増やす6つの方法

気持ちの落ち込みや憂うつな気分は、セロトニン不足が原因かも?ストレス耐性を高める幸せ物質セロトニンの増やし方を解説します。

執筆者: 森山佐恵 職業:(有)ケンゾー 生活習慣研究所 所長・講演家
慣れない仕事や職場ではストレスが倍増しがち!

環境の変化は、わくわくすると同時に大きなストレスにもなります。

 

転勤、上司が変わった、頼りの先輩が移動になった、新入社員を指導しないといけなくなったなど、職場の雰囲気も慌ただしく落ち着かない日々。

 

新しい環境に慣れるまでは、誰しも一生懸命であると共にストレスが掛かる時期でもあります。

体調不調になる前に、ストレスケアでストレスに強くなっていきましょう。

 

気分が落ち込みがち、食欲不振、疲れが残るなどの症状が続いたら
ゴールデンウイーク明けから不調が多くなる

仕事や学校などで環境が変わり、最初は張り切っていたのに、ゴールデンウィーク明けより気分が落ち込む、疲れやすい、眠れない、食欲不振、胃腸の調子が悪いなどの症状を訴える人が多くなります。

これがいわゆる5月病です。

 

メンタルケアができていないと鬱状態に

慣れない環境からストレスを溜め、体の症状に出てしまうのですが、多くは1~2ヶ月で環境に慣れて症状が良くなると言われています。

しかし、メンタルケアが上手くできずにいると、鬱状態へと移行するケースもあるようです。

 

ストレスに強くなるために必要なセロトニンとは

セロトニンは、脳内にある神経伝達物質の1つ。

人の感情をコントロールする物質で「幸せ物質」とも呼ばれています。

セロトニンの分泌が良い人は、感情のコントロールが適切に保たれ、ストレスにも強いと言われています。

 

 

セロトニン分泌を良くする6つの方法

朝の日光を浴びる 

光刺激で分泌を盛んにします。

 

階段を使用する 

リズム的運動がセロトニンの分泌を増やします。

 

生成に必要な物質を摂る

アミノ酸、ビタミンB6、マグネシウムが含まれる豆腐、肉、魚、バナナ等が良いでしょう。

 

自分を褒める

朝、鏡を見て自分を褒める、名前を呼んで自分を褒めましょう。

 

食事を楽しむ

食事前に「美味しそう」、食事中には「美味しい」、食後「美味しかった」と言いましょう。

 

眠る前はポジティブなことを考える

寝る前には楽しいことを思い浮かべ「ニヤニヤ」して寝るのが最適です。

 

落ち込みや憂うつな気分は、セロトニンで吹き飛ばす!

自分も新人も、上司、先輩、同僚もストレスがあります。

職場で感じるストレスは、人間関係が40%も占めるそうです。

 

幸せ物質を分泌させ、憂うつな時期を笑顔で乗り切って下さいね。

 
 コラムニスト情報
森山佐恵
性別:女性  |   職業:(有)ケンゾー 生活習慣研究所 所長・講演家

皆様、はじめまして森山佐恵といいます。私は27年間患者様の側で看護をしております。生活習慣が健康や人生に大きな影響を及ぼす事を医療現場で痛いほど学びました。その学びを全国各地企業などで講演させて頂いています。私たちは判っていても「なかなか上がらない重たい腰」があります。一度身についた習慣を変えていくことは難しい事です。習慣を変えるには「自分でもできる」「今からできる」「楽しい」「簡単だ!トライしよう!」といった「きっかけ」から習慣を変えて「成果」があってはじめてよい習慣が身につけることができます。私も「ズボラ」です。ズボラな私がコラムで紹介するかんたん一工夫を実践し習慣化した結果、BMI正常、血液検査の正常など健康維持ができ若々しく生活を送っています。コラムでは「ザ!習慣 ズボラ族のための健康習慣」を綴っていきます。かんたん一工夫を実践して「おいしい成果」を得て生活の変化を楽しみましょう。
私のホームページ もりやまさえ.com 皆様をお待ちいたしております

 

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