フィレンツェでおすすめのおしゃれカフェ5選!観光のひとやすみにもぴったり♪
イタリアのBAR(カフェ)は、朝早くに目覚めます。朝7時ともなると眠たい目を覚ますために1杯のコーヒーを飲みに来るお客さんも。
フィレンツェには、”犬も歩けば棒にあたる”ほどBARはあるのに、それぞれお得意先があるようで、顔馴染みの店で”ボン ジョルノ~”と挨拶をかわし、世間話をしているのをよく見かけます。いつもの店でいつもの仲間と一時の会話を楽しむことが出来るのもBARならではの楽しみ方♪
そんな星の数ほどあるフィレンツェのカフェから、おすすめのものを厳選してご紹介します!
たくさんあるBARの中でも最も古いカフェは150年ほどの歴史があり、この「Caffe Rivoire(カフェ リヴォワール)」も、シニョーリア広場に位置する老舗中の老舗。
1873年から続くこのBARは、ヴェッキオ宮殿を一望できる素敵なロケーションに位置し、フィレンツェ人にも人気があるBARのひとつです。
そのスタイルや紳士的な振舞いの接客に、思わず自分もレディな気分に浸ってしまいます。
昔ながらのスタイルで、お番台のような会計カウンターも雰囲気があって素敵ですね。
同じく老舗と言われるBARを探すのであれば、レプブリカ広場にある 「Gilli(ジッリ)」。
ブロンズで装飾された格調高い木製のカウンターやその内部空間は、古き良き時代を思わせる造りです。歴史に想いを馳せるなら、イタリア人同様、カウンター越しにエスプレッソを楽しむのもいいかもしれないですね。
さてお次は、老舗から現代スタイルに変化を遂げたBARをご紹介します。
ドゥオーモ広場前にある「Bar Scudieri(バースクディエリ)」は、1939年からの創業という歴史あるBARですが、近年改装し、エレガントでシックなイメージを持ったお店へと生まれ変わりました。
ケーキ屋さんというだけあって、ホームメイドのデザートは絶品!バリスタの手際の良さが、スマートなイメージを持たせてくれます。
フィレンツェではこの数年で、その店舗展開に劇的な変化を遂げつつあります。その一端であるBARのスタイルもかわりつつあり、私が個人的におもしろいと感じた2店を紹介します。
ひとつは、昨年オープンされた 「La cocotte(ラ ココッテ)」。駅の近くにありますが、黒いシックな色調ながらどこか安心感を与えてくれるBAR。インテリアや小物に一定のコンセプトがあって、おしゃれな雰囲気です。1人ゆったりとお茶をするのなら、ここは外せません。
イタリアのBARでは通常、立ち飲み用とテーブル用に料金が分かれていますが、ここはどちらも同じ料金!歩き回って疲れた観光客には嬉しいサービスですね♪
そしてもうひとつ、おもしろいと感じるBARがサント スピリト教会の近くにある「Volume(ヴォルーメ)」。
このBARのある地区は、昔から職人の工房が栄え、食文化が発達したところです。
Volumeは、もともと工房だったので、店内には当時使われていた工具が飾られています。使用しているテーブルや椅子も、その工房で使われていたもので、どことなく懐かしい雰囲気です。学校が終わった後の一時を、みんなで楽しむような雰囲気が味わえます。
今回ご紹介したのは、フィレンツェで多く存在するBARのうちのほんの一握り。
ふと覗いたBARがあなた好みだったなら、短い期間の滞在であったとしても通ってみるといいと思います。バールマンはそんなあなたを笑顔で迎えてくれて、ふと自分もフィレンツェ人の一員になれたような気分が味わえるかもしれません!
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花の都 フィレンツェ に住むこと、はや十数年。
フィレンツェの台所と言われる、メルカートで働いて10年以上となります。
多くの食材に囲まれながら、花より…の生活を楽しんでいます。
そんな生活をこちらに綴っています。どうぞ、ご覧ください。
http://ameblo.jp/yuku810/
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