メイク初心者のためのファンデーションの使い方

こんにちは、ヘアメイクアーティストのサクリパンテ・ヒロコです。

さて、今回はファンデーションについてお話ししたいと思います。


ファンデーションと言っても、色々なタイプのものがありますね。
リキッドタイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ、パウダータイプ。
アメリカではエアブラシを使う人もいます。

 

 

練りの強いものは、カバー力も強い

一般的に、練りの強いものはカバー力も強いと言われています。
ジェルやリキッドタイプよりも、クリームタイプの方がカバー力は強いですね。

 

クリームタイプは、パウダーで仕上げを

その代わりに厚塗りにもなりやすく、テカリやすくもあるので、フィニッシングパウダー(お粉)で仕上げます。

 

ジェルやリキッドタイプは、必要な部分にパウダーを乗せるだけでもOK♪

ジェルやリキッドタイプは、適度なカバー力とツヤ感を与えてくれます。
こちらは、Tゾーン等のテカリそうな部分にだけパウダーを乗せれば、後の部分は必ずしもお粉を最後にはたかなくても大丈夫です。

 

特に小じわが気になる方はあまりお粉はのせないようにして下さい。
勿論お好みで全体にパウダーしても構いませんし、テカリやすい方は従来通り全体にパウダーして下さい。

 

 

自分に合ったファンデーション色の選び方

こちらで迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

まず、腕の内側に塗ってみる

色選びをする時は腕の内側(日に焼けていない部分)に、まずファンデーションを塗ってみてください。
ここは自分の本当の肌みが分かる部分です。

 

フィットする色は、肌に溶け込む

色がフィットする場合は、肌になじんで、スーッと色が溶け込んで見えなくなります。
反対になじまない色は、いつまでたっても肌に色が溶け込みません。


この部分で自分の肌みがオークル系かピンク系か、オリーブ系かなどを見分けます。

 

次に首に合わせて、ファンデーションの明るさを決定

次に顔と首の色を見比べて、首に合わせてファンデーションの明るさを決めていきます。

つまり、腕の内側で色の系統を決めて、顎の部分で明るさを決めていくのです。

 

二色揃えておくと、顔に陰影をつける立体メイクも可能

ファンデーションは一色でも構いませんが、同じ系統の明るめと暗めの色、二色を使って陰影をつけていくことも出来ます。
その場合、TゾーンとCゾーン、口の下の顎の部分は明るめの色にします。

 

また、二色あれば夏場に日焼けした場合でも対応できます。

 

 

ファンデーション、どの道具で塗る?

何を使ってファンデーションを塗っていくかによっても、仕上がりが変わってきます。

こちらには、3つの選択肢があります。

手で塗る場合

ちょこちょこ塗らずに、中指と薬指二本の全体を使って一気に塗ります。

ちょこちょこ塗ると、ムラになりやすいので要注意です。

スポンジで塗る場合

まずスポンジを、必ず水でしっかり濡らしてから絞って使います。
スポンジは濡らすと断然すべりが良くなりますし、肌への摩擦が減ります。


ただ、リキッドファンデーションを塗る時にスポンジを使うと、スポンジの中に沢山ファンデーションが吸い込まれてしまうので要注意です。

ファンデーションブラシを使う場合

手は汚れませんし、目の周りや小鼻など細かい部分もきれいに塗る事が出来ます。


ブラシは、人工毛の物を使うと筆の滑りが良いですが、最近は人工毛と動物毛のミックスされたタイプの物もあります。

こちらはシアーな仕上がりになります。

 

但しブラシを使ったときは、毎回必ず石鹸でブラシを洗ってくださいね。

 

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