タイ旅行や生活にあたって、タイの通貨単位であるバーツ（Baht、略称B）が必要になります。

2011年には、1万円両替すると、4000バーツ（1バーツ＝約2.5円）以上になる時もありましたが、2015年のある日は、2725バーツ程(1バーツ＝約3.67円)でした。

約4年前に比べると、タイ旅行のお得感が減りましたね。

タイ・バンコクを愛する旅行者の方の中には、近年の物価上昇でより一層、物価が高くなったように感じる方もいるようです。

今回は、タイ・バンコク旅行が少しでもお得になるよう、両替に関する情報をお届けしたいと思います。

レート（為替相場）は変動しますので、同じタイミングで比較した場合になりますが、円からバーツへ、バーツから円への両替は、日本よりもタイでするほうがお得と言われています。

バンコク・スワンナプーム国際空港では、通常24時間両替が可能です。

オンラインで確認することは出来ませんが、スワンナプーム国際空港内でのレートもあまりよくありません。

空港内外で、1万円の両替で約200バーツ以上の差が確認されています（2014年時点）。

お得に両替したい方は、空港内での両替は必要最低限で済ませ、空港以外のバンコク都内の銀行や両替所を利用するのが良いでしょう。

ホテルの両替レートは、不利になります。

例えば、Yahoo!ファイナンスで、為替レートを確認することができます。

ここで日本円をタイバーツにするときの取引レートが、2.72448と表示されていた場合、「1万円」両替すると、「約2,724バーツ」ということになります。

実際の両替では、手数料が含まれたレートで両替することになるため、その手数料で金額が異なってきます。

上記と同日時に、成田国際空港における外貨両替専門店のサイトでレートを確認すると、「円→タイバーツ4.08、タイバーツ→円3.26」というような表示になっていたとします。

ここで、実際に「1万円」両替すると、「2,451バーツ※」になります。

※1万円（両替したい金額）÷4.08で計算

2,724－2,451＝273

その差、約273バーツが手数料と言えます。

タイ・バンコクの至る所で、「EXCHANGE」の看板が目に入るでしょう。

円をバーツに両替できる所は沢山あります。

円からバーツへ両替する場合、銀行または両替所が円を買うことになるので、「Buy（ing）」の欄を見ます。

さらに、TT（電信送金）、sight bill（参着為替）、TC（トラベラーズチェック）やNotes（紙幣）の欄がある場合には、「Notes」の欄を見れば、現金で両替する場合のレートを確認することが出来ます。