飛行機のチケット、当日ドタキャンは可?各航空会社のキャンセル料と払い戻しのポイント (1/2)

執筆者: ゆみちん
はじめに

帰省などで飛行機を利用する際、直前になって「子どもが体調を崩した」「スポーツで怪我をしてしまった」と言った理由で、搭乗できなくなることもありますよね。


急なトラブルの時、航空各社のキャンセル条件は、どのようになっているのでしょうか。

 

全日空(ANA)・日本航空(JAL)・スターフライヤー(SFJ)・スカイマーク(SKY)の各社を見ていきましょう。

 

 

体調を崩した場合、キャンセルできる?
全日空(ANA)の場合

搭乗者本人、同行者の病気・ケガなどの理由で旅行ができなくなった場合には、医師の診断書を提出することでキャンセルが可能になります。

 

例えば、2歳の子どもが発熱して搭乗できない場合、その子本人のキャンセルはもちろん、親や兄弟などの同行者全員のキャンセルができるのです。

 

また、旅割などの、予約変更ができない運賃についてもキャンセルは可能になります。

 

日本航空(JAL)の場合

ANA同様、医師の診断書の提出で、本人を含む同行者全員のキャンセルが可能です。

スターフライヤー(SFJ)の場合

ANA、JALと同様に、医師の診断書の提出で、本人を含む同行者全員のキャンセルが可能です。

スカイマーク(SKY)の場合

医師の診断書を提出の上、社内で取り扱いを判断するとのこと。
予約の変更や払い戻し等の特例が、社内規定では定められておらず、その都度検討するようです。


スカイマークをキャンセルする場合は「要相談」ということになります。

 

 

キャンセル手数料と手続き先
全日空(ANA)の場合

キャンセルが認められた場合、費用は発生しません。
取消手数料、払い戻し手数料なども不要で、全額払い戻しをしてもらえます。


ただし、インターネットでは手続きができないため、サービスセンターまで電話をする必要があります。

 

ANAマイレージクラブサービスセンター
http://www.ana.co.jp/site-help/share/contact/

 

日本航空(JAL)の場合

キャンセルが認められた場合、費用は発生しません。
取消手数料、払い戻し手数料なども不要で、全額払い戻しをしてもらえます。

 

手続きには、予約センターへの電話が必要です。

 

JAL国内線ご予約・ご購入・ご案内(国内線予約センター)
http://www.jal.co.jp/information/#info02

 

スターフライヤー(SFJ)の場合

キャンセルが認められた場合、費用は発生しません。
取消手数料、払い戻し手数料なども不要で、全額払い戻しをしてもらえます。


電話でのキャンセル手続きが必要です。

 

SF CALL CENTER
http://www.starflyer.jp/tel/

 

上記3社ともに、口座振替による払い戻しの場合は、振込手数料を負担する必要があります。

 

スカイマーク(SKY)の場合

払い戻しが可能だと判断された時点で決まるので、相談が必要です。
まずは、電話で確認してみましょう。

 

予約センター
http://www.skymark.co.jp/ja/contact/

 

医師の診断書について
全日空(ANA)の場合

キャンセルに必要な医師の診断書には「(具体的な病名)により、○月○日の旅行はできないと判断した。」という、医師による具体的な記載が必要です。

 

日本航空(JAL)の場合

キャンセルに必要な医師の診断書の記載内容について、決まった形式はないようですが、詳しい診断名や理由が書いてあるほうが良いでしょう。

 

 

 
 コラムニスト情報
ゆみちん
性別:女性  |  

目的別貯金や5週間やりくりなど、お金の管理にひと工夫を取り入れながら、
年間100万円が貯まる暮らしを実践中です。
【4人家族のお金が貯まる暮らし方。】
貯金サイト:http://mai-happy.com/
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