「夏はカレー」が効果的な理由は?夏バテ・疲れを解消するスパイス効能活用術 (1/2)
こんにちは。スパイスコーディネーター・料理研究家の吉田由季子です。
暑い夏、クーラーが効きすぎた部屋。
この季節、夏バテで食欲が減退してしまう人も多いと思います。
体調を崩しやすい夏は、スパイスで乗り切りましょう。
夏バテ防止には、辛いスパイスが効果的とよく言われています。
なぜ夏には、カレーや辛いスパイスが効果的なのでしょうか?
カレーには食欲をそそる「香り」、そして「辛味」という刺激があります。
カレーには沢山のスパイスが使われています。
特にカレーには欠かせないスパイスのひとつ「クミン」は、単品でも「カレーの香りがする」と言われるほど、カレーの香りの素となるスパイスです。
特に、日本人に多く見られる傾向だそうです。
どのスパイスが一番効果的かは国によって若干違いがあるようですが、ブラックペッパーを好んで食す(使う)国では「ブラックペッパー」という報告も上がっています。
この結果からも、日本人は特にカレーを好んで、よく食していると言えるでしょう。
カレーには、米、肉、野菜などたくさんの食材が使われています。
1皿で、炭水化物、たんぱく質、ビタミン類などを満遍なく摂ることができます。
さらに、スパイスの辛味成分が消火器の粘膜を刺激し、消化液の分泌が増え、またそれにより腸の働きも促進されるので栄養分の吸収力が高まります。
食欲が落ち、栄養不足になりがちな夏でもスパイス効果で胃腸を元気にし、栄養分を効率よく摂ることができます。
そして辛いものを食べると体温は上がりますが、汗をかくことで体温を下げます。
この温度差によって、涼しく感じたり、さわやかを感じます。
夏にカレーが食べたくなるのは、そういう訳でも理にかなっているわけです。
スパイスを単品で使うのは、少し敷居が高いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、カレースパイスのように、数種類のスパイスを配合したミックススパイスを使えば、上手にスパイスを取り入れることができます。
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スパイスコーディネーター協会認定スパイスコーディネーター吉田由季子です。
スパイス料理を中心に料理ブロガーとしてもレシピ開発・料理教室講師・フードスタイリング・コーディネート・商品試用モニターなどフード関係のお仕事をしています。
ブログ「楽しいキッチン*spice-cooking*」 http://spice-cooking.com/
HP「spice-kitchen」 http://www.spice-kitchen.jp/
活動・実績(一部紹介)
●2012年ロザンナパートナーブロガー
●2012年カルチャーハウス香里ケ丘 スパイス&ハーブ料理教室講師
●CG+S【セグタス】 ハーブ料理教室講師
●ハウス食品×レシピブログ2012年・2013年・2014年度スパイス大使
●2013年・2014年伝統本舗オフィシャルブロガー活動中
●2014年カリフォルニアレーズンクッキングアンバサダー2期生
●料理レシピサイトNadia「スパイスへの道」コラム執筆
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