イギリス観光旅行でおすすめのお土産まとめ。紅茶やお菓子、調味料など喜ばれるギフト9選

執筆者: Lady Masala
はじめに

イギリス土産といえば、紅茶、ショートブレット、スコッチウイスキーなどが一般的です。

また、バーバリ、キャスキッドソン、ウエッジウッドなど、有名な英国ブランドは数多くありますが、ほとんどの製品は日本でも手に入ります。


せっかくイギリスに行ったからには、日本にはない物を買って帰りたいですね。

スーパーマーケットになら、安くてイギリスらしいものがたくさん揃っています。

調味料
日本人の口に合うホースラディッシュ

ビン詰めのソース類は、日本ではあまり馴染みがありませんが、イギリスでは肉料理に添えられます。

ポークにはアップルソース、ラムにはミントソースが定番。

日本人の口に合うのは、ホースラディッシュ(西洋わさび)です。

 

ローストビーフの薬味として使われることが多いですが、マヨネーズに混ぜてサラダとあえるなど、工夫次第でいろいろなお料理にアレンジできそうです。

 

 

ロイヤル・ワラントColman's

マスタードで有名なColman's(コルマンズ)社のイギリスらしいパッケージは、お土産にもぴったりです。

ロイヤル・ワラント(王室御用達)のリストにも加えられているコルマンズ社は、2014年には創業200周年を迎えました。


缶入りの粉末マスタードは、中身よりも缶を目当てに買う人も多いのだとか。

ビン詰めは、今なら200周年記念限定ラベルが貼ってあります。どうぞお見逃しなく。

 

 

イギリス伝統の味

ヴィンテージ好きな人なら、OXO(オクソ)、Bovril(ボブリル)と聞けば、レトロな缶やボトルを思い浮かべるかもしれません。

どちらも、昔からイギリスの家庭料理にはなくてはならない調味料として重宝されてきました。


オクソは、キューブ状のスープストックで、チキン、ビーフ、ベジタブルなどのフレーバーがあります。やわらかく、熱を加えなくても手で崩すことができるので、調理がしやすくとても便利です。

 

ボブリルは、水飴状のビーフストックです。

お料理にも使えますが、冬の日のフットボール(イギリスでは、サッカーのことをフットボールといいます)スタジアムでは、お湯に溶かしたボブリルがスープとして販売されるそうです。

 

南極大陸を探検したスコットやシャクルトンも、厳しい寒さの中でこのスープをすすったといいます。簡単に作ることができるイギリス伝統の味を、ぜひお試しください。

 

 

ハーブティー・紅茶

イギリスといえば紅茶。

スーパーマーケットには、紅茶やハーブティーが多数取り揃えられており、ティーバックだけではなくリーフティーも充実しています。

安価で軽く、パッケージもかわいいものが多いので、ばらまき用のお土産には最適です。

 

 

ティーバックでもポットで淹れた味わい PG tips

ピラミッド型がユニークなティーバック、PG tips(ピージー・ティップス)は、いかがですか。

ティーバックの中で茶葉がジャンピングしやすいように、この形が編み出されました。

 

ポットで淹れたかのように紅茶の味と香りがひき立ちます。

軟水でも濃く出るので、イギリスで飲んだ紅茶の味が日本でも再現できそうです。

 

 

高貴な香り Lady Grey

トワイニングの製品は日本でも手に入りますが、イギリスには、本国ならではの珍しいフレーバーの紅茶、ハーブティーがたくさんあります。


特におすすめなのは、Lady Grey(レディ・グレイ)です。

リーフ、ティーバックと両方の取り扱いがありますが、リーフティーには、矢車菊の花びらが入っています。

花びらはブレンドしている最中に偶然まぎれ込んだのだとか。

評判がよかったので定番となったそうです。柑橘系の爽やかな香りが上品な紅茶です。

 

 

ビスケット

イギリス人はお茶菓子のことを総称してビスケットとよびます。

そのなかでも人気があるのは、チョコレートビスケット。

日本のものと比べると激甘ですが、その甘さがクセになります。

レトロなパッケージが魅力のタンノック

派手なパッケージと見慣れない形、これは一体何なのだろうと思わず手に取ってしまうのは、タンノック社のティーケーキです。

ティーケーキは、チョコレートとビスケットでコーティングされたマシュマロで、名前のとおり、紅茶によく合います。


タンノック社からは、キャラメルウエハースも発売されています。こちらも、激甘濃厚で甘党をうならせます。

 

 

苦甘酸っぱいジャッファケーキ

甘すぎるのは苦手という方におすすめなのは、ジャッファケーキです。

甘党のイギリス人は、ダークチョコレートよりもミルクチョコレートを好みますが、このジャッファケーキだけは、ダークチョコレートが定番です。

 

柔らかいビスケットにマーマレードのようなオレンジゼリーを挟み、ダークチョコレートでコーティングしてあるジャッファケーキ。

オレンジの酸味とダークチョコレートのほろ苦い甘さが絶妙です。

 

 

おわりに

今回はご紹介しませんでしたが、イギリスのスーパーマーケットには、ソーセージやチーズ、ワインなど、日本と比べると格安で買える物がたくさんあります。

 

また、日本では珍しいエール(日本では、ラガーが一般的です)も揃っています。

ボトルのデザインやラベルに凝ったものが多いので、見ているだけでも楽しいです。

 

お時間に余裕があれば、旅行中にぜひ、スーパーマーケットをのぞいてみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
Lady Masala

旅行とマーケット・蚤の市めぐりが大好きな庶民派ロンドナー。
コレクションのヴィンテージ食器を眺めている時に幸せを感じます。

ロンドン発 -庶民的生活-
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Travel.jp「たびねす」にてガイド記事執筆中
http://guide.travel.co.jp/navigtr/707/