移民が多く住むベルリン。

その中でもトルコ人は大きなコミュニティーを持っており、そのトルコ人の多く住む界隈は「Kreuzberg（クロイツベルク）」と呼ばれています。

このエリアはベルリン最大のトルコ人街であることから、リトル・イスタンブールとさえ呼ばれるようになっています。

外を歩くとスカーフを被った、たくさんのトルコ人たちとすれ違います。

そんなクロイツベルクでは、毎週火曜日と金曜日、運河沿いに大きなトルコマーケットが開催されています。

地下鉄U8のSchönlein Str駅下車後、程なくしてトルコマーケットを行き交う人々と出くわします。

このマーケットの魅力といえば、新鮮な野菜が激安で買えるということではないでしょうか。

畑から穫れたてのような、瑞瑞しい野菜を手にしたトルコ人のおじさんが「安いしうまいよ！」と、声をかけてきます。

トルコマーケットでは英語があまり通じないので、ドイツ語で数字を言えると、スムーズに買い物ができます。

トルコマーケットで上手に買い物するポイントは、コミュニケーションを取ることです。

ドイツ語に自信がなくても、「Was kostet das?（これはいくらですか？）」と、店の人に話しかけてみましょう。

おそらくは、おじさんが嬉しそうに「8ユーロだけど、5ユーロにまけてあげるよ！」と、かなり安く値切ってくれます。

トルコマーケットは夕方に閉まるのですが、閉まる少し前に行くと、売り尽くしセールで大量におまけをしてくれることもあります。

例えば、バナナ1房だけ欲しかったところ「最後だから5房持ってきな！」と、袋いっぱいにバナナをおまけして貰い、家まで重いバナナを背負って帰ることになることも。

ドイツのスーパーはフルーツが安いですが、トルコマーケットに来ると、それよりもさらに安く買えます。

節約したい人は非常に助かりますね。