飛行機代をもっと安く!飛行機チケットの割引制度を利用した、交通費の節約術

執筆者: ゆみちん
はじめに

年末年始やお盆の帰省による飛行機代。

シーズン時期でもあるので普通に買うと高額になってしまい、お財布にも厳しいですよね。
直前に買うと高くなってしまう飛行機代ですが、スケジュールを工夫することで安く買うことができます。

各航空会社の早期予約割引制度を活用する

航空会社各社に、旅割や早割といった早期予約による割引制度があります。

 

旅割はかなりお得!

たとえば、ANAには旅割60、旅割45、旅割28、旅割21、特割といったプランが存在します。

旅割60は60日前までの予約、旅割21なら21日前の予約をすることで、かなり安くチケットを購入することができます。

 


例をあげると、東京(羽田)から福岡まで、通常運賃ですと大人1名で43,830円です。
あらかじめ予定が立てられるならば、特割60を利用すると、11,090円~14,790円まで下げられることができるのでかなり違います。

 

特割を利用しよう

そんなに前からスケジュールが分からないという方は、特割を利用しましょう。
特割は搭乗3日前までに予約すると、割引が受けられます。
東京(羽田)から福岡までですと、特割の予約で、27,090円~36,490円まで下げることができます。
価格に幅があるのは、搭乗時間によって価格が変わってくるからです。

ちなみに、JALですと、特便割引やスーパー先得といった名称で早期予約割引を行っています。
料金も違いますので、JALもあわせてチェックしてみましょう。

 

(料金はすべて2014年12月時点のものです)

年末年始は、1日ズラすだけで差が!

年末年始やお盆は繁忙期になるので、発売後、比較的早く席が埋まっていまいます。
うっかり予約しそこねて取れなかったとき、焦ってしまいますよね。
そんなときは、前後1日を見てみるといいでしょう。

 

 

12月31日の予約は取れなくても、意外と元旦便は空きが多いのです。
少し日程に融通が利くのであれば、1月4日は割引プランがすべて埋まっているけれど、5日になると安くなっている席もあります。
繁忙期は、1日の差で1万円以上の差が出ることもあるので、日程に余裕がある方はずらしてみてもいいですね。

キャンセル料に注意

ただし、早期予約割引にはデメリットがあります。
それは、購入後の「キャンセル料が高い」ということです。

ANAの旅割60であれば、搭乗59日前のキャンセルで、払い戻し手数料+運賃の60%相当額がキャンセル料となります。
万が一搭乗できなくなった場合、払い戻し手数料とキャンセル料が差し引かれて払い戻されますので、返金額はかなり減ってしまいます。
区間や割引プランにより料率が異なりますので、予約する際は確認しておくことが必要です。

しかし、急な事故や病気の場合、医師の診断書があれば100%返金される場合もありますので、キャンセルが発生しそうなときは、事前に問い合わせをしましょう。

地域特化型航空会社も検討

数は少ないのですが、地域に特化した航空会社が就航しているなら、そちらを利用するのもひとつの手です。
スカイマーク、AIR DO、スカイネットアジア航空、スターフライヤーといった航空会社がこれにあたります。
利用する航路にこれらの航空会社が参入しているなら、比較してみるといいでしょう。

おわりに

マイルを貯めていたりすると、あまり比較することがないかもしれませんね。
ですが、各航空会社の運賃を比較することのメリットは意外と大きいのです。
航空会社それぞれの特色をうまく利用して、少しでも帰省費用が安くできるよう工夫できるといいですね。

 

 
 コラムニスト情報
ゆみちん
性別:女性  |  

目的別貯金や5週間やりくりなど、お金の管理にひと工夫を取り入れながら、
年間100万円が貯まる暮らしを実践中です。
【4人家族のお金が貯まる暮らし方。】
貯金サイト:http://mai-happy.com/
ブログ:http://fuwari-cafe.com/blog/