ナースから学ぶ乾燥・加湿対策!「寝ている間いつのまにか咳が出る、皮膚が痒い、喉や顔がカサカサ」を防ぐ簡単ケア方法。
こんにちは、有限会社ケンゾー生活習慣研究所所長の森山佐恵です。
乾燥シーズン到来。
お肌の乾燥や喉からくる風邪等、私たちの生活には少し厄介なものです。
ズボラな貴方にでも出来る、寝ている間の乾燥対策をご紹介します。
北からの高気圧に変わり、太平洋側では乾いた風が吹きはじめ、10月下旬~11月を境に大気の湿度が急激に低下します。
諸説ありますが、冬日本海側は大気中湿度が高いので、昔から美人が多いと言われていることも。
しかし、現在はエアコン、高気密高断熱住宅事情で家の中が非常に乾燥しており、もはや全国的に乾燥状態と言えます。
普段は喉の粘膜で病原体の侵入を防いでいますが、粘膜が乾燥すると免疫力が落ち、風邪をひきやすくなります。
肌の潤いは皮膚表面の水分と皮脂で保たれているため、水分の分泌量が減り、乾燥肌になります。
カラダ全体の水分も減り、便秘、ドロドロ血液、発汗減少といった脱水傾向になります。
医療現場では、冬場電気カーペットとこたつで寝ていた高齢者が、脱水症で意識をなくし運ばれて来るケースは珍しくありません。
暖房器具の使用は充分考慮しましょう。
また、湿度40%以下は体が乾燥し抵抗力が下がり、70%以上では湿度が高すぎて、カビの繁殖を促してしまいます。
「湿度」を知る習慣を持つため湿度計を購入し、湿度は50パーセントキープと覚えておきましょう。
起きている時には、うがいをしたり、水分を摂ったり、温度や湿度に留意できます。
しかし、寝ている間のケアは行っていない方が殆どなのではないでしょうか。
医療機関で行われているイブニングケアで、睡眠中の湿度もキープしていきましょう。
- マウスケアで口腔内乾燥を防ぎ、就眠前に水分を200~300ml補給する
- 洗面器、洗面台に水をはる
- 枕元近くに濡れタオルをかける
- 手にハンドクリーム、足首先には油性成分、顔や体全体に保湿成分クリームを塗る
- マスクを着用してもらう
- 肩の冷えに肩毛布やバスタオル、足先に毛布をかける
ナイチンゲールは「湿度コントロールを大切にしなさい」とナースに教えています。
ナースが行っているイブニングケアを使って、乾燥を防ぎ、潤い美人になりましょう。
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