患者もカルテ閲覧 群馬大病院が新システム
公開範囲:公開
| 種類:普通の日記
| 作成日:2018/01/24 16:01
群馬大医学部附属病院(前橋市)で腹腔(ふくくう)鏡や開腹の手術を受けた患者が相次いで死亡した問題で、群馬大は22日、患者が自身の診療内容を記録した電子カルテを閲覧できるシステムを新年度導入する方針を明らかにした。医療安全の向上に向け、病院が遺族や患者と定期的に意見交換する場を設ける考えも示した。群馬大は21、22の両日、遺族説明会を開き、問題を改めて謝罪した。歯科用 セメント
説明会終了後、田村遵一病院長らが記者会見して表明した。入院中の患者や家族が電子カルテにアクセスできる仕組みの導入は、手術死問題を検証した医療事故調査委員会(事故調)も提言。昨年9月、事故調が改革状況を確認した際は未達成とされていた。led光照射器
説明会には2日間で計21遺族31人が出席。平塚浩士学長や田村病院長が直接謝罪した。再発防止策として、群馬大は患者の希望に基づき、インフォームドコンセント(十分な説明と同意)を録音できるなど情報開示を強化する方針を説明した。
一部遺族でつくる遺族会も22日記者会見し、病院の掲げた改革目標や実施状況を評価。今後、損害賠償の交渉を進めていくとした。一方、「目標が高いのは良いが、本当に実施できるのか」「病院職員の多忙問題が改善されていない」といった懸念も示した。代表の木村豊さん(49)は「病院は目に見える取り組みを進め、今後も説明の場を設けてほしい」と訴えた。
コメント
※コメントするにはログインが必要です