「新御三家」順天堂の台頭
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| 種類:普通の日記
| 作成日:2018/03/22 16:39
一方、順天堂大学は天皇の心臓手術で有名になった天野篤教授(現院長)を筆頭に、マスコミでもよく取り上げられる「名医」を教授陣にそろえることで、患者数が大幅に増加しました。医学部の6年間の学費も08年に1000万円近く下げた結果、優秀な学生が集まるようになって偏差値が上昇し、受験界で「新御三家」と呼ばれるほどになりました。歯科用インプラント機器
順天堂大を持ち上げたいわけではありません。医学部のヒエラルキーなど、大学の努力によってどうにでもなると言いたいのです。実際、20年近くにわたり医療現場を取材していますが、むしろ地方の国公立大学や有力な私立大学の出身者のほうが臨床に熱心で、いいお医者さんが多いと感じています。心電計
医師として腕を磨き、職業人として充実した人生を送るのに、出身大学はそれほど重要でない時代になってきたのです。
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