luccye さんの日記

 虫歯や歯周病、命に関わることも

公開範囲:公開  | 種類:普通の日記  | 作成日:2018/05/11 12:33

 口腔(こうくう)(口の中)の感染というと、多くの方はう蝕(しょく)(虫歯)と歯周病を思い浮かべると思います。実際その通りで、う蝕と歯周病は口腔の感染の中で大部分を占め、口腔内にある細菌が原因で起こります。歯科インプラント

 

 う蝕や歯周病は放置しても、命に関わるようなことはないと多くの人が思っていることでしょう。通常の体力であれば問題ないのですが、時として歯に関係する感染から命に関わるような非常に重篤な感染を引き起こし、口腔外科を受診される方が1年に何人かいます。そのほとんどが、糖尿病や腎不全などの基礎疾患を持ち、抵抗力が低下している人です。歯科用インプラント機器

 

 口腔の周辺には口を開け閉めする筋肉がたくさんあり、その筋肉間に隙間があります。口腔の感染はこの隙間に入り込み進んでいくため、簡単に頸部(けいぶ)から胸部の縦隔(じゅうかく)(両側の肺に囲まれ、中に心臓や大きな血管がある部位)まで進行することがあります。炎症が周囲のかむ筋肉(咀嚼(そしゃく)筋)の隙間に入っていくと、口が開かなくなる(開口障害)状態となり、食事も摂取することが難しくなります。

 

 そうなると余計体力が低下して炎症がひどく広がってしまうことになります。また、のどの方に炎症が広がり腫れてくると、呼吸ができなくなり、窒息してしまうこともあります。

 

 命に関わる重篤な感染を引き起こすこともあります。糖尿病では細菌と戦う白血球の機能が低下しやすく、また、腎不全では栄養不足になったり老廃物が体内に蓄積したりするため、いずれも感染に弱い状態となります。そのため、特に糖尿病や腎不全のような持病を持っている人は虫歯を放置しておかないことが大切です。

 

http://dentaljp.blogspot.com/2018/05/disturbia18.html

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