luccye さんの日記

 地域包括ケアシステムの中で考える「かかりつけ」を選ぶ意味

公開範囲:公開  | 種類:普通の日記  | 作成日:2018/09/20 17:39

 年齢を重ねても住み慣れたまちで暮らしたい。自分らしい生活を最期まで続けたい――。この願いを実現するために、国は「地域包括ケアシステム」と名付け、自治体と共に医療や介護、地域での支え合いなど様々な要素を整備、拡充している。中でも医療に関わる分野は健康寿命を延ばしていく上でも最重要分野だ。今回は本紙特別企画として、青葉区内の医療、健康づくりを担う青葉区医師会(山本俊夫会長)・歯科医師会(下山和夫会長)・薬剤師会(山崎秀之会長)の3人に「地域包括ケアシステム」構築に向けた取り組みを聞いた。歯科用インプラント機器

 

地域包括ケアシステムとは

 

 ―地域包括ケアシステムについて教えて下さい。

 

 医師会・山本会長(以下山本)…青葉区も含め全国で少子高齢化が急速に進み、人口減少社会を迎えます。増加していく医療や介護などの需要に対し、このままでは多くの高齢者が医療難民、介護難民となり、住み慣れた地域で最期を迎えることが困難になるのではないかと懸念されています。だからこそ、いわゆる団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、地域で包括的な支援やサービス提供体制を整えていこうと構築しているのが、「地域包括ケアシステム」になります。心電計

 

 将来的に病院のベッドは不足し、増床するにも限界が出てきます。そうすると長期間の入院が難しくなるため、今後は自宅や高齢者施設で医療や介護を受け、そして看取りまで行うことになります。ですから「在宅」で受けられるサービスを今以上に充実をさせていかなければなりません。医師会・歯科医師会・薬剤師会の三師会としても、自宅や施設に訪問して診療や歯科治療、服薬指導を行うことが今後ますます重要となってきます。

 

 医師会としては江田駅から徒歩4分の青葉区医師会荏田北事業所に「在宅医療連携拠点」(荏田北3の8の6/【電話】045・910・3120)を設け、医療と介護を途切れなくつなぐための連携の拠点としています。例えば病院を退院して在宅でその後を見るために、在宅医療を行う医師への支援や介護を担うケアマネジャーなどに医療的支援を実施しています。

 

http://www.maniado.jp/community/neta.php?NETA_ID=31828

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