luccye さんの日記

 無痛分娩は怖いもの?

公開範囲:公開  | 種類:普通の日記  | 作成日:2017/07/24 17:34

 先日、日本周産期新生児学会の学術集会に行ってきました。特別講演では作家の川上未映子さんが、「健やかな妊娠、出産、育児は、どうすれば可能なのか」というタイトルで話し、私は産婦人科の宋美玄先生と一緒に最前列の真ん中で聞きました。講演では、川上さんが見知らぬ通りすがりの人から「赤ちゃんにあげているのは母乳?」と聞かれきまり悪く感じたということ、母乳神話、三歳児神話の弊害、幼い子と二人きりで追い詰められるような母親の孤独についてお話しされました。「あれ?私がどこかに書いたものを読んでくれた?」と思うほどで、宋先生も「私(宋先生)が乗り移ったようだ」と感想を言っていました。私は、そんな川上さんの話にいちいちうなづいていました。歯科用インプラント機器

 

 なかでも、最近の無痛分娩の報道が不安をあおるものではないかという話が印象的でした。川上さんは、歯科治療で麻酔があるのにわざわざ無麻酔で痛みに耐える人がいないように、無痛分娩という痛みを和らげる方法があるなら、痛みを感じたいとは思わなかった、そうです。歯科用オイルレス

 

 私は職業上の興味もあり、初産はどのくらいのものなのか知りたかったので、いわゆる自然分娩で出産しました。ものすごく痛かったです。(もちろん個人差があります)。産んだ直後には疲労から何も考えられず、臍帯をしばられている子どもを見ながら、自分に母性がないのかと不安になりました。つづく翌日以降も後陣痛でお腹が痛いし、あちこちに力が入ったために筋肉痛も痛いし、母乳はまだ一滴も出ないのに乳腺は張って胸も痛いし、散々でした。看護師さんの「安産でしたね」という言葉に、あれが安産だとしたら難産はどれほどつらいのかと戦慄しました。

 

http://athenadental.exblog.jp/24993782/

 

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