背中の贅肉や猫背は、オバサン体型の特徴。肩甲骨の位置と姿勢を整え、背中の肉を落とす簡単な方法を紹介!肩甲骨周りを動かしたり、ストレッチしたりすると、脂肪が燃焼して代謝がアップするので、ダイエット効果も期待できます。

背中に肉がつくのは姿勢のせい!オバサン体型を卒業する肩甲骨エクササイズ

こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガインストラクターの美宅玲子です。

 

久しぶりに自分が撮られた写真を見て驚愕!

「ずいぶん太ったような?特に背中に肉がついたように見える…?」
そんな経験はありませんか?

 

背中に肉がつくと、とたんに老けて見えるものです。

がっかりするのも無理はありません。

 

ただ、背中に肉がついたように見えるのは、姿勢のせいということもあります。

肩甲骨の位置がずれると、背中が丸くなり、肉がついたように見えますし、実際肉がつきやすくなります。


今回は、「肩甲骨の位置と姿勢を整え、背中の肉を取って、老け見えを予防する方法」をご紹介します。

 

 

肩甲骨の位置と姿勢の関係!背中に脂肪がつくのはなぜ?

肩甲骨は、肩の後ろ側にある平たい骨です。

関節ではないので、自由に肋骨の上をスライドして、腕の動きをサポートしています。


逆に言うと、自由に動けるがゆえに、猫背になって肩が丸まった位置まで肩甲骨もやってきて、その姿勢を維持できてしまうのです。

 

 

猫背で肩が前に出て、すぼまった姿勢のとき、肩甲骨同士は、離れて前の方へ傾いています。
姿勢がそのまま固まると、周りの筋肉の血行が悪くなるため、肩や背中周りが冷えて、脂肪がつきやすくなります。

肩甲骨の動きを取り戻し、姿勢を整えるエクササイズ

それでは、本来の肩甲骨の動きを取り戻すエクササイズを行ってみましょう。


肩の後ろ側にある平たい骨が「肩甲骨」です。

この骨の位置を意識して実行してみてくださいね。

 

 

エクササイズ①

左右の肩甲骨同士を寄せたり、離したりしてみましょう。

四つんばいになってやる場合は、肩の力を抜くと肩甲骨が寄り(下の写真の状態)、手で床を押すと肩甲骨が離れます。

 

 

 

エクササイズ②

 背中を壁につけるようにして立ち、左右の肩甲骨を壁上で上下にスライドするように動かします。

仰向けに寝て、床の上で肩甲骨をスライドしてみるのもいいでしょう。

 

 

 

エクササイズ③

両手を鳥の翼のようにイメージをして、横から上にバンザイしたり、下ろしたりします。
肩甲骨も、鳥の羽が上下にはばたくような動きをしています。

 

エクササイズ④

両腕を伸ばして、内ねじりと外ねじりをしてみましょう。

それにつれて肩甲骨も動きます。

 

肩甲骨の理想のポジションは?

左右の肩先を、耳たぶより少し後ろに位置させてストップします。

肩甲骨のいいポジションになります。

 

 

肩甲骨を動かして、脂肪燃焼!

肩甲骨の周りには、「褐色脂肪細胞」という脂肪燃焼を促したり代謝を高めたりする細胞があるため、背中周りからポカポカと温かくなってきたのではないでしょうか。
時々肩甲骨を動かしてリセットし、脂肪の溜まりにくいスッキリとした姿勢を維持しましょう。

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