音楽のチカラが心と体に効く!元気が出る歌(J-POP)5曲
医療や福祉・介護の現場で、採用される機会が増えている「音楽療法」。がん患者や新生児への研究で分かった効果を紹介。おすすめの元気が出る歌(邦楽ヒット曲)の動画もあり。もっと頑張りたいとき、疲れを癒したいときに…。
こんにちは。ピアニストの小川瞳です。
今回は、家族ができる音楽療法について、お話ししましょう。
深刻な病気を抱えている場合、本人はもちろんですが、家族も相当な苦しみを味わうことかと思います。
特に精神的な苦しみは大きく、それでいて「自分は何もしてあげられない。大切な人が辛いのに、私はどうすればいいのだろう」と、無力感に苛まれることもあるかもしれません。
ですが、そんなときでも音楽療法をうまく活用すれば、無力感を癒すことができる場合もあるのです。
例えば、本人が好きな歌を歌ってあげるだけでも、ストレスが緩和されて、痛みや苦しみが和らぐケースが多いと言われています。
アメリカでは、200人以上に及ぶがん患者を対象に、ランダム化比較試験を行って、音楽療法の効果について、調べました。
その結果、術前の不安・麻酔要求量・回復時間・患者の満足度などに、音楽療法の効果を認められたそうです。
また、2016年には、新たな効果が発表されました。
それは、新生児に関するものです。
早産で生まれた新生児は、呼吸が不安定になる可能性が高い中、音楽療法を取り入れたり、母親が新生児のために歌を歌ってあげたりすると、呼吸数が落ち着くことが多いようです。
つまり音楽には、呼吸困難や過呼吸など、呼吸に伴う苦しみを救う効果も期待できるのです。
現代医学の進歩や本人と周囲の力により、ガンや難病を克服している人は沢山います。
有名人の中でも、特に音楽と密接に関わっている歌手やミュージシャンには、病気があったことなど全く感じさせずに今も大変活躍している人が多数存在します。
- 和田アキ子さん … 1981年に子宮ガンが発覚
- 桑田佳祐さん … 2010年に食道ガンが発覚
- つんくさん … 2014年に喉頭ガンを発表
- 桜井和寿さん(Mr.Children) … 2002年に小脳梗塞で入院
- 坂本龍一さん … 2014年に喉頭ガンを発表
- 市村正親さん … 2014年に胃ガンが発覚
音楽と共に生きていると、回復力もより高まるのかもしれませんね。
では最後に、2017年9月18日にテレビ朝日系列で放送された「MUSIC STATION ウルトラFES」で発表された、元気が出る歌の上位5曲をご紹介します。
明るくて楽しい歌ばかりなので、元気を出したい時、もっと頑張りたい時、疲れを癒したい時には、ぜひ聴いてみてくださいね。
歌の力、音楽の力に救われることがあります。
大切な人を癒してあげたいとき、自分が癒されたいとき、大好きな曲を聞いてみませんか?
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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