寒いときこそ伸びをしよう!冷えとりに効果的なストレッチヨガ4選
冷えに効く、シンプルで覚えやすい簡単ストレッチヨガポーズを紹介。肩甲骨の周辺などを伸ばすと代謝が上がるから、冷え性改善にも効果あり。寒いとつい体が縮こまりがち…。冬の時期、とくに取り入れてみて!
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
寒い日が続くと、無意識のうちに全身の筋肉に力が入って、体がカチコチになりやすいもの。
筋肉痛のような症状がある方もいるのではないでしょうか。
寒いとつい縮こまりがちですが、実は伸びをすると体が温まるんです!
今回は、冷えとりに効果的なストレッチヨガをご紹介します。
肋骨・首・わき腹・肩甲骨の周辺には、「褐色脂肪細胞」という脂肪の燃焼を促したり代謝を上げたりすることに関わる細胞が集中しています。
ですので、首肩、体側、肩甲骨を動かしたり伸ばしたりして刺激を与えるストレッチヨガは、代謝アップに特におすすめ。
つまり、冷え性の改善にも効果が期待できます。
1. 両手を組んで座ります。
タオルなどを持ってもいいですね。
2. 両手を顔の前に置き、顔の高さで頭の回りをぐるぐると回します。
このとき、手が頭にぶつからないようにしましょう。
肩甲骨や肋骨、わき周りがよくストレッチされます。
3. 次に、組んだ手を頭上に上げます。
4. 腕を伸ばしたまま、手で天に円を描くように動かしてみましょう。
同様に二の腕から肩甲骨、肋骨や背中回りがストレッチされます。
典型的な肩甲骨肋骨ストレッチヨガです。
1. 片腕を上から、反対の腕を下から、肘を曲げて背中にまわします。
2. 背中の後ろで手をつなぎ、背筋を伸ばしてしばらくキープします。
届かない場合は、タオルを持って行うとよいでしょう。
1. 片腕の前腕を胸の前で垂直に立てます。
2. 反対腕を肘の下からかけて、両手の甲もしくは手の平を合わせて前に突き出します。
3. そのまま深呼吸します。
内側から肋骨や肩甲骨が動いてストレッチされます。
1. 立って、両手を上げて組みます。
2. 息を吐きながら上体を左右に倒して3~5呼吸分キープします。
3. 吸いながら上体を起こします。
体側が伸びて、体温が即上がるのを感じられることでしょう。
シンプルで覚えやすいのに、実は効果的というポーズが多いのがヨガの特徴です。
日常生活に気軽に、冷えとりヨガを取り入れてみてくださいね。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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