ある日、私はイヤホンを忘れて通勤電車に乗りました。最初は「まあ、大丈夫」と思っていたのに、電車が動き出してすぐに気づいたんです。

「何か、落ち着かない…。」

いつもなら、お気に入りのプレイリストを流しながら、一人の世界に浸っている時間。でも、その日は違いました。車内の雑音や人の話し声がダイレクトに耳に入ってくる。「静かに音楽を聴きたいのに…」とイライラし始めた自分に驚きました。

「もしかして、音楽に依存しているのかも？」

あなたも同じような経験はありませんか？ 気づかないうちに音楽に頼りすぎているかもしれません。今すぐ音楽依存症診断テストでチェックしてみましょう！

音楽なしでいられるかどうか、いくつ当てはまるか試してみてください。

1. 朝起きた瞬間、スマホで音楽アプリを開く
2. 通勤・通学中にイヤホンがないと落ち着かない
3. 仕事・勉強中もBGMなしでは集中できない
4. 食事中も音楽を流していないと落ち着かない
5. イヤホンを忘れると、その日一日気分が下がる
6. 友人との会話より、音楽を聴く時間が多い
7. 寝るときも必ず音楽を流している
8. 1日に3時間以上、音楽を聴いている
9. 無音の環境がストレスに感じる
10. ライブやフェスに行くと、日常に戻れなくなる

合計点をチェックして、あなたの音楽中毒度を判定しましょう。

音楽を聴くと、脳内で「ドーパミン」という快楽ホルモンが分泌され、気分が高まりストレスが和らぎます。しかし、長時間のイヤホン使用が続くと脳が疲労し、逆にストレスを溜めることも。

専門家によると、「音楽は心を癒やす素晴らしいツールですが、無音の時間も脳には必要です」とのこと。

あなたも知らないうちに「音楽がないと落ち着かない」という状態になっていませんか？

まずは通勤・通学の5分間、イヤホンを外してみましょう。意外とリラックスできることに気づくはずです。

寝る前の15分間、音楽をオフにしてみましょう。最初は落ち着かないかもしれませんが、深い睡眠につながります。

読書やストレッチ、自然音（焚き火の音や波の音など）を試してみるのもおすすめです。

診断の結果、あなたの音楽中毒度は何点でしたか？

「16点以上だった…」という人は、まずは5分間の無音時間を試してみましょう。意外と落ち着くことに驚くかもしれません。

また、家族や友達と結果を比べてみるのも面白いかもしれません。「あなたの音楽中毒度、何点だった？」とシェアして、周りの反応を見てみましょう。

音楽は、人生を豊かにしてくれます。嬉しいとき、悲しいとき、集中したいとき、リラックスしたいとき...私たちはさまざまなシーンで音楽を味方につけ、気分を高めたり、ストレスを和らげたりしてきました。

しかし、気づかないうちに音楽が「なくてはならないもの」になってしまうと、少し危険なサインかもしれません。

「静寂が不安になる」「イヤホンが手放せない」「無音だと落ち着かない」と感じることが増えているなら、一度立ち止まってみましょう。

音楽を楽しむことと、音楽に依存することは違います。適度な距離感を持ち、音楽と良い関係を築いていきましょうね。

音楽に依存するのではなく、音楽を楽しむ力を高めるために次の3つの習慣を心がけてみましょう。