失敗しない!バー初心者のための基礎知識。

執筆者: colonna

 

 

はじめに

社会人になり、居酒屋ではないお店でデートしたい!

デートでバーに行ったけど、オーダーの仕方がわからなくて、オロオロしてしまった…。そんなバー初心者の方に、基本的なオーダーの仕方をご紹介します。

 

 

 

カクテルの種類

まず、カクテルの種類についてですが、大きく、「ショートカクテル」「ロングカクテル」の2種類があります。

 

「ショートカクテル」は、カクテルの代名詞になっている円錐形のグラスを使った、量が少なく、氷の入っていない、アルコールの度数が強いカクテルです。

よく聞く「マティーニ」などはこの種類です。

 

「ロングカクテル」は、背の高いグラスに入った、比較的量が多く、氷の入った、割材で割ってあるカクテルです。

「ジントニック」などが有名ですね。

 

席に座りしな、「マティーニ!」というのは格好いいですが、かなり飲み慣れている上級者向けです。

最初のオーダーは「ロング」、それから「ショート」に移っていく、アルコール度数に慣れていくようなオーダーの仕方がいいですね。

 

ロングカクテルの法則

 

もう一つ覚えておきたいのが、ロングカクテルについては、「ベース(お酒)」+「割材」という法則に則ったネーミングのものが多いのです。

「~トニック」は、その名の通りトニック割り。「~フィズ」「~ソーダ」はソーダ割り、「~バック」はジンジャーエール割りです。

 

甘めでさっぱりしたお酒が飲みたいときは、「バック」がお勧めです。

また、「バック」をオーダーした場合、ジンジャーエールの「甘口」「辛口」か聞かれる場合があります。

「甘口」はよく口にするおなじみの味で、「辛口」は生姜のピリリとした風味の強い、大人な飲み口のものです。

 

一杯目に「ジンバックの辛口」なんて、少し慣れている感じに見えませんか?

 

最後に、初心者でも飲みやすいカクテルをします。

一つは「グラスホッパー」。淡いグリーンのショートカクテルです。

材料も「ミントリキュール」「カカオリキュール」「生クリーム」と、味はまさしく「チョコミント」。

「夏はチョコミントアイスが待ち遠しい!」という人にはたまらない味です。

 

もう一つは「チャイナブルー」です。

材料は、「ライチリキュール」と「グレープフルーツジュース」がメインとなっているショートカクテルで、とてもキレイな青いカクテルです。

さっぱりとした甘さで、アルコール度数もあまり高くないので、彼女がオーダーに迷ったときに勧めれば、きっと喜んでくれるはず。

 

 

さいごに

 

それでも、バーに行って迷ってしまったとき・・・一番いいのは、バーテンダーさんに素直に聞くことです。

気負って何でも知ったかぶりをしてしまうのは、もったいない。

 

自分はどんなものが好きで、どんな体調か・・・今入っている珍しいお酒、オリジナルカクテルなど、「優しい(テンダー)」バーテンダーさんは一番美味しいものを飲ませてくれるはずです。