これで予算オーバーにならない!七五三をお得に済ませるコツ(後編)

執筆者: colonna

前編に続いて具体的なコツを見ていきましょう。

 

③スタジオ写真撮影日とは別の日に購入写真を選択しよう(※可能な場合)

最近のスタジオ写真撮影では、デジタル機器の普及で、撮ったその場ですぐ写真が見られるところが多くなってきています。

 

我が子が、普段着慣れないきれいな衣装を着てかわいい笑顔で写真に撮られている、もうそれだけで気分は高揚して、もっと他の衣装も着せたくなるのが親心かも知れませんね。

衣装は何着選んでも無料の所がありますが、子どもにとってはかなりの負担になっていることもあるので、子どもの気持ちを尊重するよう気をつけましょう。

 

いざ、撮影終了後写真選択となると、気分が高揚した状態なので、ついついあれもこれも欲しくなってきてしまって、予算オーバーになることが予想されます。

 

ここはすぐ見たい衝動をぐっとこらえて、冷静な判断ができるようクールダウンのためにも後日に回しましょう。

このとき、写真プリントの各種価格表などあれば入手しておきましょう。

 

④事前に写真購入に充てる目安の予算を決めておこう

目安の予算があると無いのでは、意識にかなり差が出てきます。

一度、何も見ずに金銭感覚を日常に戻して冷静になった時に考えてみてください。

 

⑤大きな写真は代表的なショットを、それ以外は低価格なL版に

④で例えば2万円くらいかなと大体の目安がつけば、その日の衣装の数やお気に入りのポーズの数を参考に、大判写真の数を決めます。

ここで③のプリント価格表で大判写真サイズの価格を見ます。

例えば六切り台紙付きが1枚あたり6,000円、2ショットは欲しいから2面で12,000円、という具合に。

 

たいていのスタジオが手札(=L版)が最低価格になっています。

手札が1,500円だった場合、予算は2万円で六切り2面購入の残り8,000円分、つまり5枚分の手札の購入に充てられます。

 

大きなサイズの写真ばかりだと合計7枚も購入となるとかなりの額がかかってしまいますが手札だと予算内で7シーンもの写真が入手できるのです。

 

小さいサイズだと見栄えしないから嫌だという方、手札の方が大判よりも利用しやすいことをご存知ですか。

わざわざ値の張るフォトフレームセットで購入しなくても、手札なら手持ちのフォトフレームに入るので複数枚あってもお好きな配置で飾れます。

 

⑥データは自分で作ろう

「年賀状に使いたいからデータCDもかわなきゃな」と思ってる方、クオリティを求めている方やパソコン音痴な方を除くと「もったいない!」のひとことです。

 

データCDは購入ショットのみのデータでCD1枚で5,000円程度はします。

データCDに5,000円も払うのでしたら手札を買った方が価値があるのでは?と個人的には思ってしまいます。

 

手札サイズですと原本よりは劣りますが、ご自宅のスキャナーで設定を高画質にすれば、かなり画質もよくデータ化することができます。

この時保存ファイルの種類は.jpgにしましょう。

 

そうです、大判サイズの写真ですとスキャナー作業が非常にやりづらいのです。

肝心の被写体が切れてしまったり、加工が難しいです。

 

保存ファイルの種類を.jpgにしたので、普通に写真データと同じものとして認識され、年賀状作成ソフトでもスムーズに写真挿入ができます。

 

⑦焼増しも自分でしよう

「親戚にも焼増プリントを配らなきゃ」という方、ここでもデータが大活躍します。

このデータは、デジカメの写真プリントと同じ要領でプリントができます。

 

私の両親は、スタジオでプロが焼き増ししたものを送ってくれたのだと勘違いしていました。

原本と比べると若干ボケていたり、色合いが違ったり、ホコリが写り込んだり・・・と難はありますが、焼増だけを見ると素人目にはわからない程度で作成することも可能です。

 

いかがでしたか?

予算内でたくさんの写真とデータが欲しい!という希望が叶うこの方法、ぜひご参考にお試しください。