世界の結婚事情、平均年齢、きっかけ、価値観

執筆者: 詩月里沙

現代では、晩婚化の傾向が高まっています。これは、日本だけでなく、世界的にも広がりつつある傾向です。

世界の結婚事情はどんなものなのでしょうか。日本とどんな違いがあり、どんなところが共通しているのでしょうか。少しのぞいてみましょう。

 

 

 

世界の初婚平均年齢

初婚年齢が若いのは、男性では、ネパールが1位、2位はサンマリノ、3位はウガンダとなっています。

女性では、コンゴニジェールサントメ・プリンシペの順になっています。高年齢で見ると、男性ではドミニカ国、女性ではジャマイカが、一番、初婚年齢が高くなっています。

 

 

結婚に踏み切ったきっかけ

日本の結婚に踏み切る大きな理由は、

1位が「信頼」

2位が「年頃」

3位が「子供」

といったきっかけになっています。

 


ご近所の韓国では、「年頃」が断トツ1位。

アメリカは「信頼」が一番。

フランスは、「情熱的な気持ちになったから」といったように国民性がよく表れています。

特にフランスは、恋愛を重んじる国としても、よく知られていますね。

 

 

各国の結婚観

日本はやはり、「結婚は必ずするべき」という価値観が強いようです。その一方で、フランスでは、この価値観の占める割合は低く、「結婚しなくても同棲はするべき」といった意見が多く見られます。

 

 

同性婚について

最近、同性婚が問題になっています。同性婚について、法制化も進んでいます。

スウェーデンでは「サンボ制度」、フランスでは「PACS法」等で、法整備化されています。

 

 

中国では

中国には、結婚したくてもできない男性が急増しています。

これは、結婚費用が年々増加しており、年収の3~4倍を要するというのがネックになっているからのようです。

 

 

アフリカでは

アフリカは、女性の初婚年齢が低く、男性との年齢差も大きいのが特徴となっています。同じ村の人間としか結婚できないという規則がある程、部族の風習が根強く残っています。

 

 

さいごに

この他にも、国によって結婚の文化、風習、考え方は大きく異なります。日本は今、特に晩婚化が進んでおり、一緒に暮らしていても籍は入れていないカップルなどが、多く見られます。これは、女性の社会進出や、考え方の変化など、社会的背景が反映された結果だとも言えます。


ちなみに自分は女性なのですが、子供の頃、結婚に対する憧れは「名字が変えられる」点にありました。大人になった今思う、結婚の最大のメリットは、「親元から離れられる」という点にあります。どちらにしても、結局、全くロマンもない視点だと気付きました。

 

 

 
 コラムニスト情報
詩月里沙
性別:女性  |  

尊敬する作家:フランチェスカ・リア・ブロック
好きな英語の発音:conversation
得意料理:シチュー、オムレツ
尊敬する女性:アヴリル・ラヴィーン
好きな映画:「バーレスク」
好きな国:フランス、シンガポール
憧れの国:ギリシャ、スウェーデン
好物:かぼちゃ、アボカド、海老、レーズン、小豆、高野豆腐
好きな果物:柿
好きなイタ飯:ジェノヴェーゼ、ニョッキ
好きなスイーツ:スイートポテト、モンブラン、レアチーズケーキ、杏仁豆腐
好きな鮨:えんがわ、ホタテ、カリフォルニアロール
好きな料理:グリーンカレー、スープカレー、ドライカレー、インドカレー
好きなお酒:アマレット
好きな飲み物:チャイラテ
凝ってるもの:香水、アロマ
好きな香り:バニラ、苺、シトラス、ココナッツ
好きな言葉:度胸と愛嬌
モットー:善は急げ
仲良くなりたい人:理屈っぽい人、気難しい人、偏屈な人
好きな場所:代官山、広尾、白金高輪、鎌倉
自己紹介:行き当たりばったり好きな、無計画主義バックパッカー。本が恋人。
長所:物好き
短所:熱しやすく冷めやすい
特技:凝視

 

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