児童手当の申請方法と支給金額
かつて「子ども手当」と呼ばれていた「児童手当」。
このお金は乳幼児から中学3年生の子を持つ親に国から支給される物ですが、赤ちゃんの出生届を出したら自動的にもらえるものではありません。
手当てを受け取るには、自治体へ申請する必要があります。
そこで今回は、児童手当について詳しく書いてみたいと思います。
過去に「子ども手当」と呼ばれていた頃は、一律月1万3000円でしたが、今は年齢に応じて変わるようになりました。
(民主党が掲げていたマニフェストでは、一律月2万6000円だったが現実はその金額の半分)
受け取る額は、0歳~3歳未満までは月1万5000円、3歳~小学校修了前までで月1万円(第1子・第2子。第3子以降は月1万5000円。中学生は月1万円となりました。
基本的に、出生届を自分が住んでいる市町村の役所に提出するときに、併せて申請します。
(※公務員の場合は、勤め先から申請するので異なる)
申請した月の翌月から支給開始となりますが、出生日の翌日から15日以内に申請すれば出生月に申請があったものとみなします。
例えば、4月25日生まれの場合、翌日から15日以内(5月10日まで)に申請すれば、4月に申請したとみなされて5月から支給されます。
尚、この例の場合で5月11日以降に申請があった場合は、6月からの支給になるので注意してください。
児童手当を申請するときには、以下の3点は必ず必要です。
申請時には絶対に忘れないようにしてください。
・印鑑
・請求者名義の金融機関の普通預金通帳
・健康保険証のコピー
現在の支給額を合計すると、赤ちゃんが誕生してから中学生3年生までのあいだに、一人の子につき198万円が支給される計算になります。
使い道は人それぞれですが、多くの親たちは、子供の教育費用として貯蓄しておく人が多いようです。
このお金を有効に使うためにも、赤ちゃんが生まれたらすぐに児童手当を忘れずに行ってくださいね。
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