「塔の上のラプンツェル」「ファインディング・ニモ」「眠れる森の美女」「アラジン」など、映画好きではなくても、一度は聞いた事のある映画のタイトルではないでしょうか？

 

実はこれらの映画、全てウォルト・ディズニー・カンパニーが制作した長編アニメ映画なのです。

 

この他にも感動する素敵な映画を製作していて、子供に夢をもたせてくれる数々の作品を生み出してくれるディズニー映画。

 

実はこの数々ある素敵な映画ですが、映画のモデルになった実際に存在する場所や観光スポットがあるのをご存知でしたでしょうか？

 

そこで今回は、ディズニー好きの方が行ってみたいと思う、ディズニー映画のモデルや撮影場所になった実際にある観光スポットを紹介していきます！

 

 

塔の上のラプンツェルは“髪長姫”の呼び名で知られているグリム童話のヒロイン「ラプンツェル」を主人公にし、驚くほど長い髪を自由自在に操れる、彼女の“魔法の髪”に秘められた謎と旅を描くアドベンチャー・アニメーションです。

 

この映画の中でラプンツェルの両親が暮らしている城、街がこちら。

 

出典元： www.buzzfeed.com

 

この写真を一目見ただけでお分かりの方もいるかと思いますが、

「塔の上のラプンツェル」のモデルとなった実際にある場所はこちらです。

 

そう！それは…

モン・サン＝ミシェル（フランス）です。

 

モン・サン=ミシェルはフランスの西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小さな島です。この小さな島の上には、同じ名前の修道院があります。

また、カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称されていて、1979年「モン・サン＝ミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産に登録されました。

 

 

 

アラジンの原作は「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」を元にしていると言われています。映画の内容は、不思議なランプを手に入れた若者が、愛する人を守るため冒険に挑む姿を描くファンタジー・アニメーションとなっています。

 

この映画の中で、ジャスミン王女が住むお城のシーンとして、このような特徴的な建物が出てきます。

 

 出典元：www.buzzfeed.com

 

この特徴的な建物からして、モデルになったのは、この場所違いないはずです。

 

そう、

タージ・マハル（インド）です。

 

タージ・マハルは、は、インド北部のアグラという都市に現存する、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死んでしまった愛する妻のムムターズ・マハルのため建設したとされている総大理石の墓廟です。インドのイスラーム文化の代表的建築でもあります。

 

ファインディング・ニモは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した、ディズニー＆ピクサーで製作した作品です。

内容としては、海の中でカクレクマノミの400個の卵が孵化しようとしていたが、無事に生まれたのはたった1つだけ…しかも母親の命と引き換えに。父親のマーリンは、この子に“ニモ”という名前を付けて、同じ悲劇を繰り返してはならないと誓って過保護なまでに大事に大事に育てていきます。

そして6歳になったニモに、初めて学校へ行く日がやって来ましたが、突然の悲劇がニモを襲ってしまいます。

なんとニモは人間のダイバーにさらわれてしまいましたが、陽気なナンヨウハギのドリーの助けを借りてニモを取り戻す旅へ父親のマーリンは旅に出るという話です。

 

作品の中で何度も出てくる綺麗な海と珊瑚礁！

アニメの中だからこそできる、この綺麗な色遣い！

 

出典元：download.disney.co.jp

 

主人公のニモと父親のマーリンの綺麗なオレンジが本当に鮮やかで、その舞台の海中の色彩にも目を奪われる綺麗なシーンです。

実はここにもモデルとなった実際の場所があるんです。

 

それがこちら！

モデルとなったのは、

オーストラリアのグレート・バリア・リーフです。

グレート・バリア・リーフは、オーストラリアの北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯のことを指します。ちなみに、漢字での表記は大堡礁（だいほしょう）。

南緯10度～24度にかけて広がっていて、2600km（1,600マイル）を超える長さに2,900以上の暗礁群と約900の島があり、総面積はなんと344,400km2以上となる本当に巨大なサンゴ礁地帯となっています。

 

 

眠れる森の美女はヨーロッパの同名の童話「眠れる森の美女」を原作としてディズニーが製作した映画です。

 

内容としては、オーロラ姫の誕生を王国全体が祝福する中、美しい姫に対して王子にしか解くことの出来ない呪いをオーロラ姫にかけてしまったマレフィセントという魔女がいました。

身の危険を案じて森の奥に隠されたオーロラ姫は、フローラ、フォーナ、メリーウェザーという3人の妖精によって、王女という身分を隠し、“ブライア・ローズ”という名の娘として育てられます。

しかし、周囲が注意を払っていたにも関わらず、美しい姫は糸車に指を刺してしまい、彼女の運命はマレフィセントの意のままに操られることになってしまいました…。

長い眠りについてしまった姫を目覚めさせることができるのは、火を吐く恐ろしいドラゴンに立ち向かう勇敢なフィリップ王子による、真実の愛のキスだけというストーリーです。

 

そんな素敵な作品の舞台になっているのがこちらのお城。

 

 出典元：www.buzzfeed.com

 

実は「眠れる森の美女」の舞台になっているこちらのお城。モデルとなったお城は不明なんです…。

いくつか候補にあがっているお城がありますが、その中の1つがこちら。

 

それは、

ノイシュヴァンシュタイン城（ドイツ）です。

 

ノイシュヴァンシュタイン城はドイツ南部のバイエルン州バイエルン・シュヴァーベン地方にある観光スポットとしても人気のお城です。

バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築されたとされています。

 

この他にも、

フランスにあるユッセ城もモデルになったのではないかと言われています。

理由としては、ユッセ城の周りにはバラの花壇があり、「眠れる森の美女」の城の周りにも鋳薔薇の森があった為です。

 

いかがでしたでしょうか。

このように、素敵なファンタジーの世界のモデルになった、実際に存在する素敵な観光スポットはたくさんあります。

ディズニー作品以外にも、ロケ地になった場所はたくさんありますので、興味を持たれた方は色々と調べてみてはいかがでしょうか？