引っ越し直前のやること手順リスト!公共料金や住所変更など ~二週間前編~

執筆者: 天野てんすけ
引っ越し2週間前にやるべきこと

前回は引っ越し前にやるべきことリスト!手続きまとめ一覧~一か月前編~にて、引っ越しの準備段階についてのまとめをご紹介しました。

 

今回は具体的に梱包作業などを行う、引っ越し2週間前からのやること一覧をまとめました。

 

 

自治体回収粗大ごみの手配

粗大ごみはリサイクルショップに持ち込んでもいいのですが、自治体に回収してもらうのであれば、出すものを決めて電話やネットを使って予約します。粗大ごみに必要な料金支払いのシールは地域のコンビニなどで扱っていることもあり、併せて問い合わせてみましょう。

家電リサイクル法対象商品などの廃棄手配

粗大ごみで回収してくれないもの(パソコン、テレビ、電子レンジなど)は、別途リサイクル法に従った回収が必要です。商品を購入したお店に連絡するか、メーカーに直接問い合わせて回収方法を教えもらいましょう。場合によってはそのまま手配が可能です。

 

各種保険の解約手続き
賃貸契約に付随していた火災保険の解約

忘れがちですが、賃貸契約に付随していた火災保険も解除しておきましょう。数千円戻ってくる可能性があります。しかしあまり早く済ませてしまうと、そのあと引っ越しまでの間に火事を起こしてしまってはかないません。絶対に解約日までは保険を有効にしておいてくださいね。

保証会社への契約終了の連絡

これは、直接的なメリットがないため連絡入れない場合が多いとおもいますが、礼儀としては出しておいたほうがいいです。終了日は、部屋の契約の解約予定日で。

 

住所の変更手続き
勤務先へ転居予定の届出

定期券などの計算もあるので、早めに出しておいたほうがいいでしょう。書式を使う会社も多いので、総務に連絡を。

国民年金、国民健康保険、福祉関連(児童手当・乳児医療・老人医療・敬老年金)の変更手続き

これらの項目は一人一人条件が異なります。自治体や専門機関に相談して、きちんと済ませておきましょう。

転出届(同一市区町村以外の場合)

身分証・印鑑・健康保険証・年金手帳などを持って現住所の市区町村役所へ行けばもらえます。同一市区町村へ引っ越すのであれば、転居してから手続きすることもできます。

保険会社の変更手続き

忘れがちです。保険証券を用意して、担当の方に電話などで問い合わせましょう。

クレジットカード会社への変更手続き(重要!)

住所が変わる旨をクレジットカード会社に伝えましょう。電話かインターネットで済むケースがほとんどですので、クレジット会社に電話するか、インターネットバンキングのアカウントからログインして変更します。カードの住所変更を忘れるといずれカードが止まり、下手をすれば数年カードが作れないということにもなりかねないので、カードの住所変更は必ず済ませておきましょう。

 

郵便局

郵便局に申し込めば一年間は荷物を新しい住所に転送してくれます。郵便局の専用申し込み書で転居手続きを行いましょう(要印鑑)。今はネットでも手続きができます_が、本人確認用にクレジットカードが必要となります。また一年経った後でも、また転送の期間を延長することが可能です。ぜひ活用したいところですね。

 

ネット会員登録の住所変更

楽天やAmazonなどの会員登録を忘れがちなので、チェックしておいて損はありません。特にANAなどのマイル会員関係は忘れがちです。時折郵便だけでなくDMを送ってくることもあるので、きちんと変更しておきましょう。通販カタログなどは郵便以外で届くことが多いので、これも忘れずに。

インターネットまわりの手配・停止予定手続きと新居側の工事

新居の環境によっては現在と同じ線を引けないこともあるので、使用する業者を変えなければならない可能性があります。新居にはどんな回線が通っているのか、または引き込み可能なのかを予め調べておきましょう。新居の回線工事の予定日が取れない場合もあるので、早めにやっておきたいですね。
業者を変更することになればメールアドレスや電話番号等が変わることもあるので、その場合は更に忙しくなります。

銀行口座、証券会社、民間保険会社の書類取り寄せ

この段階ではまだ書類を取り寄せるだけでオーケーです。転居後に提出しましょう。届出をするだけでいいところも多いですが、新居の住所証明などが必要なところもありますので、とりあえず書類だけでももらいに行きましょう。

電気・水道・ガスの手続き

ネットでも出来るところが増えています。新居の開栓手続きは、現在住んでいる家の閉栓手続きと一緒にしてしまいましょう。お客様番号が必要になりますので、過去の領収書等を用意しておくと話が円滑に進みますが、ない場合は調べてもらえるので心配ありません。
住民の立ち会いを必要としない作業もありますが、ガスの開栓は住人の立会いが絶対に必要ですから、作業に立ち会える時間帯に予約しておきましょう。引越しの合間にやってもらえるように調節できると一番いいですね。

固定電話の工事手配・住所変更と携帯電話の住所変更

固定電話からは、NTT116にかけましょう。あとはオペレーターにしたがってください。携帯電話ならば住所・支払先の変更が必要となりますので、ご自分の携帯電話のキャリア業者に確認を。

ヤマト運輸

会員登録が必要ですが、転送願いを届け出ると半年ほどの間であれば転送してもらえるそうです。(メール便は不可能)
こちらもネットで申し込みが可能です。その他の宅配会社については、電話かサイトで確認してみましょう。

新聞

止め忘れに注意です。

NHK

過去の領収書を見て自分のお客様番号を把握しておくとスムーズです。連絡先も領収書に書いてあります。

 

清掃用品、ダンボールの手配

引っ越しの規模や荷物の量によっては、すべて引越し業者にまかせてしまえるというサービスもあります。一人暮らしですと近所のスーパー・コンビニ・業者などで箱を手配しましょう。洗剤や雑巾、梱包ひも、ガムテープなども必要ですね。

新居清掃および害虫駆除

新居の清掃は搬入前にできればいいのですが、可能であれば予めバルサン等をたいておくと一層良いでしょう(火災報知機に注意)。

管理人室への届出が必要な場合もあるので、どのような害虫駆除剤が使用可能なのか併せて聞いておきましょう。


もしも駆除剤と火災報知機との相性が悪いのであれば、報知器をビニールやラップ等で一時的に感知できない状態するか、管理室で感知を止めてくれるようにお願いします。
カーテンがない状態でいきなり煙を炊くと、ひょっとしたら火事かもしれないと思われかねません。煙らないものを選ぶか、窓に張り紙をしておきましょう。

箱詰め開始

すこしずつ進めて行くのがコツです。

本屋雑誌類は一つの箱にまとめると信じられないほど重くなってしまうので、出来る限り分散させて詰めるようにすることをお勧めします。


箱詰めは、引越し前日までにほぼ完了させないと非常にバタバタしてしまいますよ。

さいごに

今回はより具体的に、引っ越しが迫ってきた時のやるべきことをまとめてみました。

次回は引っ越し前後にやるべき行動をピックアップしてお送りしますね。