お布団の正しい干し方!ダニ除菌が出来てぺたんこ毛布もふわふわに戻す方法をご紹介

お風呂に入ってから布団に入っているからと安心してはいませんか?

人は寝ている間、かなりの汗をかいています。

特に季節の変わり目などは埃も舞いやすく、寒暖の差によって汚れが倍増していることも。

湿気などを含んでいると、目に見えないダニなども住み着いている可能性が高いです。

 

そこで今回は、布団の正しい干し方をご紹介します。

太陽の光でダニや埃を排除し、ふわふわの毛布で睡眠を摂りましょう!

 

 

布団を干す時間帯は?

夕方前には取り込みましょう。

朝10時~15時くらいの間に、3時間程度、日光に当てておきます。

それ以外ですと湿気が多く、特に夜は夜露を含んでしまいます。

 

木綿わた

1週間に2回程度。綿は強い日光に弱いので、1時間ぐらい干すと良いでしょう。

夏は午前中に干すのがベスト。

 

羊毛布団

1か月に2回程度。3時間ぐらい陰干しで行って下さい。

 

羽毛布団

1か月に2回程度。夏は30分、冬は1時間ぐらい陰干しで行って下さい。

風通しの良い日陰に干しておくだけで大丈夫です。

 

両面を干す

ベランダとかですと、狭いので片面しか日光を当てていない場合がありますね。

天日干しはダニなどを殺す殺菌効果がありますが、裏側まで効果は届きません。

 

せっかくなので両面に日光を当てましょう。裏側はパジャマや身体が直接当たる部分ですので、表側より少し時間を長めに干して下さい。

 

カバーを掛ける

そのまま直射日光に当てると、布団が傷んでしまう可能性があります。

また、埃や空気の悪い地域では汚染物質の吸い込みも気になりますね。花粉症の方は花粉がたっぷり付着してしまいます。

 

そういったことを防ぐため、専用カバーや、そのまま布団カバーをつけて干すと良いでしょう。日光は中の布団まで届くので大丈夫です。

 

 

布団は叩かない

よく埃を出すため布団を布団叩きでパンパンと叩く光景が見られますが、あれは中の繊維などが壊れてしまいますので良くありません。
手で払うか、ブラシで掃く、吸い口を綺麗にした掃除機で吸うのが良いでしょう。

 

軽くもふもふと抱き込み、埃を放出する方法もあります。

 

どうしても時間がない人向け

毎日忙しすぎて布団を干す暇がない、ベランダがないという方へ有効な方法です。

以下は最低限行って下さい。

 

毛布をめくる

カーテンを全開に開け、部屋中に太陽の光を入れた状態で毛布を捲って下さい。

湿気を飛ばすことが重要です。

今日は頭側を捲り、明日は足側を捲るというようにすると効率よく湿気を飛ばせます。

 

朝、出かける前にベランダへ

朝目覚めたら、まず布団をベランダへ持っていきます。

そのまま竿などに預け、後は普通に朝支度を始めます。
支度が終わり、家を出る前にベランダから布団を取り込み、ベッドへポイと置きます。

これだけでも随分違いますので、布団を出す⇒取り込むという5分程度の時間は早起きして行いましょう。

良い布団は睡眠の質を高めるので、疲労回復の効率が良くなります。

 

 

布団乾燥機で除湿

お金に余裕があるなら、布団乾燥機を買いましょう。とても便利です。

悪い天候が続く時も室内で行えますし、布団がふかふかに蘇るので梅雨時期も気持ち良く眠れます。

衣類や靴などの乾燥も行えますのでお得です。

 

さいごに

布団の干し方は「除湿」と「太陽の光に当てる」が重要です。

毎日使うものですから、埃やダニ、ぺしゃんこの布団ですと健康を害してしまいます。

 

質の良い睡眠を得るためにも心地よい布団は必需品ですので、「ま、いっか」で済ませて同じ布団を使い続けている人は、早めに干すようにして下さいね。