気になるニオイの問題！あなたは大丈夫ですか？
　自分のニオイは自分では気づきにくいもの。だからって他の人に聞くのは、勇気がいることです。

　特に口臭の問題。人と話すときに口臭は大丈夫かと、気にしながら話すのは嫌ですよね。

 

　口臭は年齢や身体の状態に関わらず起きてしまう場合もあります。今回は気になる口臭チェックとその対処法についてお伝えしましょう。

 

　まずは、自分に口臭があるのかを自分で確認していく方法です。

 

　もっともシンプルなやり方。身近にある簡単なもので口臭をチェックしていくやり方です。袋を息がもれないように口のまわりで固定して、息を袋の中に吹きかける。袋に息を閉じ込めておいて、少し時間をおいてからその袋の中の息を嗅いでみます。

　舌の表面が白っぽくはありませんか？白いものがついていたらそれは舌苔といい、口臭の原因になるものです。舌苔を綿棒やティッシュで取り、ニオイをかいでみましょう。もしこれが臭うようであれば、あなたに口臭の可能性があります。

　ネット上には自分の健康状態のアンケートがあり、そのアンケートの結果で口臭の可能性があるのか調べる方法です。歯科医院が出しているチェックリストもあるので、気になる方は検索してみましょう。

　こちらでも、簡単なチェックリストを作りました。

 

• ストレスが溜まっている　　　　　　　はい・いいえ
• 歯磨きが3分以内　　　　　　　　　　 はい・いいえ
• 食後歯磨きをする習慣がない　　　　　はい・いいえ
• 口内に粘つきがある　　　　　　　　　はい・いいえ
• 口の中が乾きやすい　　　　　　　　　はい・いいえ
• 朝食は食べていない　　　　　　　　　はい・いいえ
• 喫煙の習慣がある　　　　　　　　　　はい・いいえ
• 現在、虫歯がある　　　　　　　　　　はい・いいえ
• 固いものをあまり食べない　　　　　　はい・いいえ
• 口臭を他人から指摘されたことがある　はい・いいえ
• 口内炎が出来やすい　　　　　　　　　はい・いいえ
• 舌が白っぽい　　　　　　　　　　　　はい・いいえ
• 歯の間にモノが詰まりやすい　　　　　はい・いいえ
• 歯茎が赤く腫れている　　　　　　　　はい・いいえ
• 水やお茶などの水分をあまり摂らない　はい・いいえ

　以上のなかで「はい」が３つ以上ついた方は、注意です！

　もしかしたら口臭があるかもしれません。

　自分のニオイが分かったら、対策も考えていきましょう。

　多くの方が一番に摂りかかることは、歯磨きやマウスウォッシュを使用することだと思いますが、それでもニオイが消えない場合も残念ながらあります。

　

　口臭の原因の根本が改善されていなければ、口臭も解決できません。今回は歯磨きやマウスウォッシュ以外の出来るだけ簡単に出来る対策法をまとめてみました。

　以下のものは、一般的な口臭の予防法で個人差があるかもしれません。

　しかし、多少の効果はあるはずなので、口臭でお困りの方は試してみてください。

 

 

 　口臭の発生源は舌であるということはあまり認知されていません。舌を掃除することで、ニオイの根本を改善していきましょう。

　用意するのは、舌ブラシやタングクリーナー。これらを使って一日に一回、舌にある歯垢を取り除いていくことで口臭が改善されるかもしれません。強くすると悪化させてしまう場合もあるので、力加減と回数を気を付けましょう。

 　口が乾いていると口臭の原因になってしまいます。

　朝起きた時に口内のニオイがきつくなるのも同様の理由で、寝ているときに唾液があまり生成されず口が乾いているからなのです。

　唾液は口臭を抑える貴重なもの。唾液をきちんと作ってあげるためにガムを噛んでみたり、あるいはこまめな水分補給をしてみましょう。

 

　意外かもしれませんが、カフェインを控えることは口臭の対策に繋がります。

　カフェインは口臭を抑える唾液を、抑制する働きを持っています。さらに口内を酸性に変えるため、「すっぱ臭い」ニオイの元になります。コーヒー、コーラなどの飲み物は避けましょう。

 

　対策になる飲み物は「お茶」「紅茶」。食べ物は殺菌作用があるクエン酸が多く含まれている「リンゴ」「オレンジ」「レモン」を多く摂ると良いでしょう。

 

 

　自分に口臭があるのかどうか、分かりましたか？
　口臭のほとんどの原因は、口内の乾燥と唾液の不足によるものだとされています。

　ということは、これらを改善すればスッキリした息の持ち主になれるということですね。

　

　よく聞く「にんにくはニオイが取れない」といった話ですが、やはりにんにくは16時間もニオイが残ってしまう食べ物なので大事な日には避けたほうがいいようです。

　すっきりした息を手に入れれば、人に対しても自信を持って話すことが出来ますね。