夏のメイク崩れの原因とテカリを防ぐスキンケア方法!汗皮脂を抑える下地のつけ方と、崩れた時の直し方も紹介

執筆者: スキンケアカウンセラー 松原 好克 職業:スキンケアカウンセラー
メイクのノリは皮脂と水分のバランスで決まる

皆さん、こんにちは。
スキンケアカウンセラーの松原好克と申します。

メイクをしても、短時間で崩れ始める…。
年齢を重ねるごとに、メイクのノリが悪くなってきた…。


多くの人が、このような悩みをお持ちのことと思います。

女性は、30代に入ると皮脂(顔の脂)の分泌は少しずつ減っていきますが、急激な減少は40代に入ってからです。
比べて、普段のクレンジングなどで刺激を与えているため、肌の水分維持力は低下しやすい傾向にあります。
結論を申し上げますと、メイクのノリは皮脂と水分のバランスで決まるのです。

乾燥しやすい肌は粉浮きしやすくなり、逆に、皮脂が多い肌は崩れやすくなります

逆に言えば、皮脂と水分のバランスが常に最適ならば、粉浮きしたり崩れたりすることはほとんどないため、下地もいらない・メイク直しも必要ないという理論になります。

 

 

メイクが乱れるメカニズム

夏場は冬の約2倍もの皮脂が分泌されているため、メイクの崩れが大きくなるのは当然だと言えます。しかし、中には汗によってメイクが崩れると勘違いしている人が多いようです。

仕上げに使うフェイスパウダーは汗で落ちますが、通常のファンデーションは少々の汗では落ちません。
なぜなら、メイク料には油分が含まれており、そのメイク油と皮脂が混ざり合うことで崩れ始めます。
しかし、99%が水である汗に脂成分は含まれていないため、ほとんどが弾かれています。

つまり、メイクの崩れ原因から汗が除外されたということは…。
メイクの崩れ対策=皮脂対策と考えれば良いのです。

 

 

皮脂を抑制することは可能!?

では、何とかして皮脂の分泌を抑えたいところです。

しかし残念ながらこれは体の機能のため、季節によって自然に増減する以外は故意にコントロールすることはできません。

よく夏になると、冷水や氷水に顔を浸して毛穴を引き締めることによって皮脂を抑えましょう…などという美容法が流行っていますが、そんな単純なことで体の機能を抑制させることはできませんし、そもそも毛穴自体も、冷やしただけで引き締まることはありません

確かに、冷やすと感覚的にキュッとなった気はしますが、人間には体温があるため、30分も経たないうちに元の状態に戻ってしまいます。

唯一、「ビタミンC誘導体」という化粧品成分が皮脂の分泌を抑える作用があり、化学的な根拠があるようですが、実際に化粧品に配合されたものを使ってもあからさまに抑えることはできないと思ったほうが良いでしょう。

夏メイクの崩れ対処法

皮脂を抑えることができないなら、できる限りの対処法を身につける他は手立てがありません。

 

メイク専用下地について

メイク専用下地は油分を含むものが多いです。

そのためメイクの”つき”を良くする目的が多く、粉浮きしやすい人、皮脂の分泌が少なくなる40代以降の人、乾燥しやすい冬場向けのアイテムです。


皮脂が多く分泌される夏は、”つき”を良くするための下地が逆に崩れを促進してしまう可能性があると思ったほうが良いでしょう。
どうしても専用下地にこだわりたいという人は、「オイルフリー」のものを選ぶこと。

 

化粧水やクリームについて

また、化粧水はサラサラしすぎてノリに影響を及ぼし、クリームだと配合されている油分によって崩れが気になります。

 

メイク前につけるものは?

何が言いたいのかといいますと、それは「皮脂を計算した上で下地を選ぶ」ということ。
いろいろなアイテムがありますが、夏場のメイク前の下地にオススメしたいのは、油分が少なめの保湿向け美容液です。

洗顔後約2時間は皮脂の分泌が盛んになりますが、徐々に皮脂膜が形成されるため分泌が緩やかになります。

 

なぜ保湿向け美容液なのか

なぜ美容液でも保湿向けを選ぶのかというと、夏の冷房がガンガンに効いた室内では乾燥が気になる人も多いため、乾燥対策も兼ねた理由からです。一石二鳥アイテムですね。

 

メイクを始めるタイミングは

ポイントは、洗顔後に保湿美容液をつけてからすぐにメイクをすると、皮脂膜がないのでまんべんなく伸びないことがあります。

そのため10分~20分くらい時間を空けてからメイクをすると良いでしょう。
美容液を塗ってメイクをするまでの間に、身支度を整えたり髪の毛をセットしたりすると、出掛ける前の時間を有効に使えます。

メイク直後は粉っぽく感じられるかもしれませんが、徐々に皮脂と馴染んで自然に仕上がっていきます。

 

あぶら取り紙とハンカチの活用

いくらメイク前に的確な施策を行っていても、夏の皮脂分泌は相当量なため、完全に崩れを阻止することはできません。

そんなときに使うアイテムとして、「あぶら取り紙」を用意しておきましょう。

皮脂が浮いてきたら、メイクが崩れる前に油取り紙でそっと押さえます。擦るとメイクがよれてしまう可能性が高いため、擦らず押さえることが大切です。
あぶら取り紙は、擦らなくても押さえるだけである程度の皮脂を吸収します。

少し崩れてしまった場合、冷房が効いた汗をかきにくい場所ならフェイスパウダーでまとめましょう。

なお、汗が出てきたと思ったら、ハンカチであぶら取り紙と同じようにそっと押さえれば、メイクが大きく崩れることはないです。

洗顔のやりすぎには注意

もうひとつ、皮脂対策として覚えておいて貰いたいことがあります。
それは、洗顔料による顔の洗いすぎです。

夏になると、顔のギラギラが気になるからと言って、メイクをしない休日に1日何回も洗顔をする人を見かけますが、これは要注意です。

皮脂量は、皮脂膜によって分泌がコントロールされていますので、洗顔によって皮脂膜がなくなると分泌量が増えます。

つまり、皮脂腺が鍛えられ、皮脂の分泌に拍車がかかるということ。


洗顔は、夏でも1日に2回(朝晩)が最適で、昼間はあぶら取り紙やハンカチの活用がベストです。

まとめ

このように、メイクとスキンケアはとても深い繋がりがあります。
メイクアップを最大源生かすためにも、的確なスキンケアを見に付けることができれば”鬼に金棒”です。

今年の夏は、ポイントを押さえた対処法で、メイクの崩れにブレーキをかけましょう!

 
 コラムニスト情報
スキンケアカウンセラー 松原 好克
性別:男性  |   職業:スキンケアカウンセラー

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高校卒業後、会社員として働く傍ら、約10年にわたり独学でスキンケアや化粧品の専門知識を深める。2008年から5年間で2,000人以上のカウンセリングを手掛けた経験を元に、現在では、年間約1,000人にも及ぶスキンケアの相談に応じる。また、美容関連の情報サイトやコラムサイトからの取材や執筆依頼、美容液を始めとする化粧品の評価やレビューも多数手掛ける。

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