疲労回復・ストレス解消に!α波を出すクラシック音楽のヒーリング・リラクゼーション効果

執筆者: 小川 瞳 職業:ピアニスト
はじめに

こんにちは、ピアニストの小川瞳です。


クラシック音楽に癒しを求める方がとても多いように思われます。

実際に演奏活動をしていても、そのように感じます。
演奏会終了後に「感動して涙が出てきた」「日常の喧騒から逃れ、ゆったりとした時間を過ごすことができた」という声を頂くことが、一番多いのです。

 

クラシック音楽にはさまざまな効果が期待されています。
そのため、音楽好きな方以外にも、心身の健康のためや美容のためなど、いろいろな理由でクラシック音楽を好む方がいるようです。

 

 

クラシック音楽がもたらす効果

クラシックの効果は、医学的にも証明されています。
免疫細胞のリンパ球を増やしたり、免疫力の強化などに大きな効果を発揮すると言われています。

 

クラシック音楽に限らず、好きな音楽を聴くとリラックスしたり、ストレスの軽減に繋がったりするものです。

その中でも特にクラシック音楽は、高周波音の関係上、精神を落ち着かせる効果も絶大なのです。


例えば、モーツァルトの安定感のあるリズム、調和されたハーモニーは、自然から聴こえてくる音
(海の波の音や小鳥のさえずり、小川のせせらぎを聴いたとき)と同様の安らぎを得ることができるのです。

 


モーツァルトやバッハの作品でしたらどの作品でも、リラックス効果があるでしょう。
教会を思わせるお上品な響きと、端正に美しい音楽が、他では得られないような安心感を与えてくれます。

 

癒し効果のあるクラシック

他の有名な曲としては、パッヘルベル「カノン」や、ドビュッシー「月の光」がよいと思います。
多くの方が一度は聴いたことのある音楽だと思います。
知っている曲というのはそれだけで、とても安らぐものです。
だから同じ曲を何度も繰り返して聴いていると、それまでにはなかった癒し気分を感じられます。

またショパン「ノクターン」や、リスト「愛の夢」なども、ゆったりとした気分にさせてくれる名曲です。
ノクターンというのは夜想曲という意味ですので、夜お休み前に鑑賞するのもぴったりといえるでしょう。

 

このように、クラシック音楽を聴くと闘争本能が抑えられ、穏やかな精神状態となるのです。

 

特にモーツァルトの場合は、モーツァルト自身が脳の中の快感物質を増加させたかったため、自然に美しい音、美しい音楽を生み出したとも言われています。

 

オススメのクラシック音楽の聴き方

音楽に浸る環境を作るためには、アロマテラピーなどを活用して心地良い空気にすることもお勧めです。
お好みのドリンクなども用意して、ゆったりとした状態で鑑賞できるとよいですね。

日常生活の中にBGMとして取り入れると、単調な生活も明るく過ごすことができます。


 


住宅事情などによりヘッドフォンやイヤフォンを使用する必要がある方も、それでも十分効果があると思います。
しかし、全身で音楽の心地よさを感じるには、やはりスピーカーから溢れる音で部屋を満たす状態が良いでしょう。

 

移動中はNG?

実は、電車や歩行中などにイヤフォンで聴くには、クラシック音楽はあまり適していません。  

周りの騒音を避けて音楽を聴くためには、家よりも音量を上げなければなりませんよね。

クラシック音楽はとても壮大で表現が繊細です。
ほとんどのクラシック音楽が、強弱の幅が非常に大きくなっております。

弱いフレーズに合わせた音量設定にすると、急激に音量が増してしまい、耳を傷める恐れもあります。
しかし音量を絞ってしまうと、逆にとても小さな音の表現が聞き取りにくくなってしまうのです。

おわりに

基本的にクラシック音楽は、厳密に表現を広げていくタイプの音楽です。

可能な限り、静かで落ち着ける環境で聴いてみて下さいね。
きっと気持ちが安らいでくることでしょう。

 コラムニスト情報
小川 瞳
性別:女性  |   職業:ピアニスト

ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/

小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8