こんにちは。ホリスティックケアセラピストの本多由紀子です。

前回は「フラワーエッセンスセラピー」とは何かをお話ししました。

フラワーエッセンスセラピーとは、花カード診断で選ばれた花の“気”を転写させた水（フラワーエッセンス）を飲み、花が持つエネルギー・ポジティブな力を取りこむセラピーです。

季節の移り変わりを表す日本独自の暦、雑節では7月2日を半夏生（ハンゲショウ）と呼びます。

梅雨の末期になるそうですが、大雨になることが多いとも言われています。
本来雨は恵みですが、近年では異常気象が続いていますね。

さて一方、植物としての半夏生。

花が目立たず、虫を引き付けるために、花のすぐ下にある葉の表側が白く変化するドクダミ科の植物です。
そのため「半化粧」とも呼ばれるそうです。

日本独特の感性ですね。
花のすぐ下に位置する葉の表面が白く変化し、花弁の役目を果たすのが本種の特徴であるそうです。

生物は、種の保存のために絶えず進化しています。
「虫を引きつけるために葉が白くなり、花弁の役割を果たす」
まさに、半夏生の持つ生き延びるための進化ですね。

今回は、そんな半夏生のように厳しい環境のなか生き延びるために進化してきた花、野生の花（ワイルドフラワー）のフラワーエッセンスについて紹介して参ります。

西オーストラリアは、地球で初めて酸素が発生した地と言われています。

何万年もの間、他の大陸と離れて存在していたため、独自の進化を遂げた花が多く存在しているそうです。
さらに、雨が降らずカラカラの大地や厳しい自然の環境に打ち勝ち、種が保存されて来たという歴史を持っています。

西オーストラリアは、野生の花(ワイルドフラワー)の宝庫です。

そして先住民アボリジニ族は、この野生の花の朝露を使って心身を癒してきました。

ワイルドフラワーエッセンスは、アボリジニの持つ花の伝承療法を体系化したものです。
特に、ワイルドフラワーのハッピーワンダラーを使ったエッセンスは、癒し目的で利用された代表的なものでした。

この花は、他の花や枝に巻き付いて育ちます。
巻き付かれた他の植物は、光合成を行えず、枯れてしまうことさえあります。
ハッピーワンダラー自身は、進化の過程で「自立したい」という意識があり、独り立ちを目指しているのです。

ハッピーワンダラーからのメッセージは「独り立ち・独立・決断力」です。

フラワーエッセンスセラピーの後は、ホームケアでハッピーワンダラーのエッセンスを飲用していただきます。

エッセンスを選ぶ際は、不思議なことにご本人ではなく、家族のために選ぶ場合があります。
例えば、家にばかりいて仕事を探そうとしないお子さんに悩みがある場合、お母様がこの花を選ぶことがあります。
何回かセラピーに通って下さり、自立なさったのはなんとお母様自身でした。
子供への思いに依存していることに気付かされたのです。

母の思い・気持ちは、子供へ伝わっていくものです。

フラワーエッセンスセラピーのカウンセリング・花カード診断で、選ばれたエッセンスの飲用法を紹介します。

花の名前で販売されているフラワーエッセンスを、ストックボトルと言います。
ワイルドフラワーエッセンスセラピーでは、直接ストックボトルから飲用するよりトリートメントボトルを作ります。

トリートメントボトルとは、水とブランデーの入ったボトルに選ばれた花のエッセンスを入れたものです。

1. 30mlのボトルに、3分の1ほどブランデー入れます。　
   保存のために入れるブランデーですが、ホワイトリッカーでもOKです。　
   ブランデーはエッセンスとの相性が良いそうです。　
   アルコールが苦手な方は、リンゴ酢を代用します。
    
2. 3分の2は、ミネラル水や水道水ではないペットボトルの水を肩までいれます。
    
3. 選ばれた花のエッセンスを数滴いれます。

このトリートメントボトルが、貴方の癒しのためのパーソナルボトルになります。

口の中、舌下に直接1滴含ませます。
1分ほどゆったりと呼吸をしながら、体にフラワーエッセンスが巡っていくのを感じていきましょう。

1日に数回、飲用なさってください。
特に、朝目覚めた時・就寝前は必ず飲用されることをお薦めします。
潜在意識に働きかけてくれるからです。

気になる花を見てエッセンスを購入しても良いです。

しかし最初は、セラピストと共に癒しに必要な花を選ぶことをお薦めします。

「ホリスティックケアLAMP」のHPでは、ワイルドフラワーの88種の花カードをご覧いただくことが出来ます。

ご購入も可能ですし、ご相談も可能です。

また、気になるフラワーエッセンスのセラピストをご自身で選ばれてもよろしいでしょう。

いかがでしたでしょうか。

「花の気・波動の癒し」は一言でお伝えすることが難しいです。

セラピストの私自身は、ご相談者の方から毎回新しい気付きを得ています。
フラワーエッセンスの癒しの力を、今後も紹介して参ります。