無印や100円ショップの収納ボックスを利用した収納術!整理整頓をしやすい仕分け方の実例
こんにちは、片づけアドバイザーの藤井美樹です。
前回は「物の捨て時のコツ」についてのお話をしました。
今回は収納グッズについてお伝えします。
使いやすく様々な応用が利く、優秀な収納グッズのご紹介です。
物を収納するときに大切なのが、ぱっと見て物の全体像(内容と大まかな量)が掴みやすいということです。
例えば、100円ショップによく売られているファイルボックス。
ファイルを入れる他にも、様々な使い道があります。
我が家のキッチンの吊り戸の中には、このような感じでファイルボックスが並んでいます。
透明なので何となく中身が見えますが、ラベリングをすることにより、家族全員が使いやすいようにしています。
また、このボックスに入る分だけを物の適正量として決めているので、いたずらに物が増えることもありません。
我が家では、この収納で物の内容と量の把握がスムーズに出来ています。
このファイルボックスは下の幅が狭くなっており、掴みやすい形になっています。
高い位置の収納品では、この形のものや、取っ手のあるタイプの収納品が良いです。
さらに、ファイルボックスに大皿やフライパンを立てて収納するなどの活用法もあります。
家具の隙間に入れて簡易ゴミ箱として使うこともできます。
扉の中の収納はこのような透明な物でも良いです。
では、隠すことの出来ない場所の収納はどのように考えていけば良いでしょうか?
見える場所の収納グッズでは、同じファイルボックスでも中が見えない方が良いこともあります。
例えば、無印良品の「ポリプロピレンスタンドファイルボックス(通称PPファイルボックス)」。
こちらは、すっきりとしたフォルムと真っ白な清潔感があり、見える場所に並んでいると整然とした美しさが醸し出されます。
高さのない物ならば、中味も見えないのでごちゃごちゃした感じが出ません。
見える場所にも使えますが、棚の中に入れても素敵な収納用品です。
ファイルボックスの幅は10cmの物が多いのですが、この商品には「ポリプロピレンスタンドファイルボックス ワイド」という幅が15cmの物も出ています。
この5cmの幅が広いだけで、使い道がぐんと広がります。
我が家では、お正月用品の収納や家族全員の水筒入れとして活躍しています。
こちらもラベリングをして使いましょう。
物は、なるべく必要な分だけを持つ方が片づけも楽になります。
しかしどうしても増えていく物もあります。
そのような時、収納量をぐっと増やすことが出来るのは引き出し収納です。
様々な引き出し収納が出ていますが、プラスチック製の引き出し収納は手軽に買い足すことも出来るので、クローゼットや押入れの中によく使われています。
こちらも無印のPP収納ケースなどが有名です。
見た目もすっきりしていますし、色々な大きさが取り揃えられているのでお勧めです。
プラスチック製の引き出しケースの弱点は、たわみ易いことです。
私が昔使っていた三段重ねのプラスチック製の引き出し収納も、服を入れるとその重みで一番下の引き出しがたわんでしまい、開け閉めが大変でした。
ちなみに、これからプラスチック製の引き出しを買われる方は、三段重ねではなく、一段一段に分かれている物を買われることをお勧めします。その方が、どのような場所でも応用が利くからです。
そのプラスチックの弱さを解消して、引き出しの軽さ、丈夫さが抜きん出ているのが、テンマのフィッツユニットシリーズです。
スーッと開き、シュタッと閉まるその快適さは、これまでのプラスチック製の引き出しにはありませんでした。
お値段は高めですが、長い目で見ると、しっかり元を取れるのではないかと思います。
フィッツユニットの引き出しケースは透明なので、中味が透けて見えます。
ケースをたくさん並べて使うと、少々ごちゃごちゃした感じになります。
そこで我が家では、写真のように、引き出しの内側にプラ製段ボールを貼っています。
このようにすると見た目がすっきりします。
いかがでしたでしょうか。
物を整理した後には、ぜひ良い収納用品を選んで下さい。
収納用品はなるべく自己主張の少ないシンプルな形、ナチュラルあるいはモノトーン系などの色がお勧めです。
良い収納用品を長く大切に使っていけると良いですね。
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所沢市在住の片づけアドバイザー。
リーズナブルな価格で、片づけ力をつけつつ、お部屋全体をきれいにするお手伝いをしています。
ご興味のある方は、ブログ「片づけで、すっきり暮らし。」http://sunokurasi.blog.fc2.com/ をご覧ください。
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