紫外線やエアコンの乾燥からお肌を守る!手作りコスメ「さっぱり保湿ジェル」のハンドメイドレシピ

執筆者: こゆ
はじめに

いよいよ季節は真夏。
夏は湿度が高く汗ばむ気候なので、一見潤っているように見えるお肌ですが、実は紫外線やエアコンによる乾燥と過酷な環境に晒されているのです。


この時期にスキンケアを怠ると、秋冬の空気が乾燥する頃にしわ寄せが来ます。
しかし、こってりとした保湿は気が進みませんよね。

 

今回は「さっぱり潤い手作り保湿ジェル」を作ってみましょう。

 

 

保湿ジェル作りに用意するもの
  • 精製水 50ml
  • グリセリン 小さじ1/2

※他の保湿剤でも構いません。

 

  • (お好みで)キャリアオイル  少々
  • キサンタンガム(増粘剤) 0.2~0.3g

※0.1g単位の量りがなくても構いません。耳かき等で、ほんの少量ずつ加えて加減すればOKです。

※キサンタンガムはインターネットで販売されています。それ以外の実店舗では、アロマ専門店やバラエティショップ等で購入出来ます。

 

  • 出来上がったジェルを入れる容器

※100円ショップでも手に入ります。

 

  • ジェルを作成する容器(紙コップ等)
  • 容器消毒用の無水エタノール or 消毒用エタノール

※煮沸消毒の場合は不要です。

 

潤い保湿ジェルの作り方
1. 容器を消毒

まずは容器を消毒します。
防腐剤は最低限しか配合していないため、消毒は必須です。


耐熱容器ならば煮沸消毒を、耐熱でなければアルコール消毒をしておきましょう。
アルコール消毒は、無水エタノールを70%に薄めたものを、スプレーしてよく乾かします。
消毒用エタノールを使う場合は、そのままスプレーします。

2. 50℃に温めた精製水を用意

紙コップ等のジェル作成用の容器に、50℃くらいに温めた精製水を入れます。
容器に水を入れ、電子レンジでチンしても構いません。

3. キサンタンガムを加える

手順2にキサンタンガムを少しずつ加えます。

 

キサンタンガムは増粘剤です。
最初はダマになりますが、根気良く時々かき混ぜれば溶けます。
半日ほど置くと、とろみが増すため、好みのテクスチャの一歩手前くらいに留めておきましょう。

4. グリセリンを加えて完成

混ざったら、グリセリンを加え、容器に移したら完成です。
保湿剤はグリセリンではなく、他のものでも構いません。

しかし、キサンタンガムと相性の悪い保湿剤もあるので、原料を購入する際に確認を行って下さい。

 

 

また、ジェルの後のスキンケアはいつもの乳液やクリームでOKですが、これにオリーブオイルやホホバオイルなどお好みのキャリアオイルを混ぜると、オールインワンジェルにもなります。

この場合、キャリアオイルをジェルに分散させるので、乳化剤は不要です。

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ジメジメする季節にさっぱり使えるジェルの完成です。


保湿剤を変えたり、オイルや精油を加えたりして、オリジナルのジェルを作ってみて下さいね。

 
 コラムニスト情報
こゆ

石けんとコスメ作りが趣味
現在第一子を育児奮闘中
http://simple215coyu.blog133.fc2.com/