バリ島に移住するための注意点!様々な種類があるビザの取得方法と住居を決めるポイントを紹介

執筆者: まつもと まり 職業:ダイビングインストラクター(PADI IDCスタッフインストラクター)
はじめに

バリ島に魅せられ、移住を考える方も少なくないと思います。

 

実際に住もうと思ったら、長期滞在者用のビザ、住居、日本での手続き等、日本国内を移動するのとは勝手が違うプロセスが沢山あります。

 

 

最も手頃な観光ビザ

バリ島に滞在するためのビザには沢山の種類があり、一番手頃なのは観光ビザです。

これは、旅行でバリ島に入った時に取得するビザです。

こちらは、30日滞在出来るビザですが、手続きを行えば更にもう30日延長することが出来ます。

延長の方法は、書類の提出、支払い、受け取りと、3回イミグレーション(出入国審査場)に通うことになります。

手間はかかりますが、料金は30ドル程度で30日間の延長が可能です。

 

エージェントに依頼すれば、パスポートとお金を渡すだけで手続きを済ませることが出来ます。

勝手が分からない初めての延長の場合は、エージェントにお願いすると良いでしょう。

ただし、2~3倍の金額が掛かってしまいますので、その点のみご注意ください。

あくまでも旅行者用のビザなので、このビザでビジネスをすることは出来ません

 

就労用ビザ KITAS(キタス)

バリ島で収入を得る目的で移住するためには、KITAS(キタス)という就労用のビザが必要となります。

取得をすると国籍は日本のまま、準インドネシア人として扱われます。

こちらは就労先の会社で用意してくれますが、1年以内に個人的な理由で退職する場合は自己負担となることもあるので注意が必要です。

他にも55歳以上であれば取得可能なリタイアメントビザや、文化を学ぶ等の目的で半年間滞在可能なソシアルビザなどがあります。

バリ島で住むエリアと住居を決めるポイント

バリ島での生活を楽しめるかどうかの重要なカギは、住むエリアと住居です。

日本人が経営するアパートも最近は増えてきているので、移住初心者には心強い存在となっています。


土地や家屋の購入を考えている方も多いと思いますが、外国人が土地を購入することは出来ません

この場合、10年、20年という長期の単位で借りるという方法を取ります。


外国での諸手続きは、日本人のエージェントを通しても思った様に行かないことも多いです。

最初はアパートのような所を1ヶ月単位で借り、現地の状況を知り、納得した上で手続きを始めることをお勧めします。


 

バリ島移住の前に

バリ島に移住すること自体は、ハードルの高いものではありません。

しかし、実際に住んでみると「思っていたのと違った」と思うこともあるはずです。

後悔しても、長期レンタルの土地やビザ代を払った後では取り返しがつきません。

バリ島に移住を考えている方が取るべきプロセスは、まずは観光ビザを取得し、2か月の滞在で「プチ移住体験」をしながら、現地で情報収集をして、様々な面でバリ島移住が可能かどうかを見極めることです。

 

おわりに

移住のために必要不可欠な「ビザ」と「住居」についてお伝えしました。

バリ島へ住みたい、海外移住の場所として希望しているなど考えている方もいるかと思います。

「就労用ビザを取得する」「住居を決める」、まずはこの2つを行わなければなりませんね。


後から後悔をしないよう、まずはプチ滞在を行ってみましょう。

 
 コラムニスト情報
まつもと まり
性別:女性  |   現在地:バリ島 デンパサール  |   職業:ダイビングインストラクター(PADI IDCスタッフインストラクター)

バリ島サヌールにある、PADI ダイブセンターとして最高ランクPADI CDC(キャリア・デベロップメント・センター)の認定を持つ、日本人コースディクター常駐の「バリ・クリスタルダイバーズ」http://cd-taka.com/にて、IDCスタッフインストラクターとしてインストラクターコース指導の経験を積みながらバリ島に住む事4年目に突入!
「ひとりでバリばっか」http://blog.livedoor.jp/barimari55/毎日更新中!!

 

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