指先を彩るネイル!映えるマニキュアの色の選び方 -イエローベース・ブルーベースのカラーコーディネート実例-

執筆者: 安田 紀子 職業:カラーコーディネーター・カラーセラピスト・パワーストーンセラピスト
はじめに

こんにちは。カラーコーディネーターの安田紀子です。

今回は、ネイルパーソナルカラーの関係を中心に、ネイルの色選びに関してお話しさせていただきます。

 

指先は視線を集める

パーソナルカラーと聞くと「顔色の見え」という印象をお持ちの方も多いかと思います。

パーソナルカラーを取り入れて、顔色の良し悪しを意識される方でも、身体の末端である指先の肌色まで気にされる方は、少ないのではないでしょうか。

 

似合わない色でも、好きな色を身に着ける場合、顔から離れたボトムや靴にその色を取り入れるというコーディネート方法があります。

ネイルも顔から離れていますから、似合わない色でも気にする必要はないとも言えます。
しかし、ネイルアートを施していない指先と施している指先では、周囲からの注目度が全くと言って良いほど違います。


指先に視線が留まったとき、より綺麗な指先という印象を与えるためにも、ちょっとしたカラーコーディネートのコツを取り入れ、さらに綺麗な指先を作ってみて下さい。

具体的に見ていきましょう。

 

 

肌に接している部分に似合う色を持ってくる

前回の夏ネイルの回でもお話ししましたが、爪の根元側爪甲縁(そくそうこうえん。爪のサイドライン)など、肌に接している部分に似合う色を使うと、肌色の見え方が違ってきます。


例えば、同じ青でも、肌色がブルーベースの人とイエローベースの人とでは、似合う青が違います。

トルコ石のようなターコイズブルーは、イエローベースの人には似合いますが、ブルーベースの人には似合いません。



では、どうしたら良いのでしょうか。
白とターコイズブルーでグラデーションを作るとします。
白はブルーベースの人が得意とする色なので、爪の根元に白爪先に向かってターコイズブルーを使います。


イエローベースの人は白が苦手ですので、ブルーベースの人とは反対に、爪の根元にターコイズブルー爪先に向かって白を使います。

 

これだけで、指先の「キレイ」に差が出ます。

 

 

ラメやホログラムなどキラキラ系を上手く取り入れる

ラメやホログラムも色が豊富なので、似合う色と似合わない色は存在します。

金属の色と同じで、ブルーベースの人はゴールド系が苦手ですし、イエローベースの人はシルバー系が苦手です。


ただし、ラメやホログラムのように光る素材のものは、光を反射するため、本来の色よりも色そのものの印象が薄くなります

 

そのため、肌色に合わない色であっても、見え方の影響は少なくなります。

これは、メタリックやパール系のネイルでも同じです。

 

 

 

おわりに

いかがでしょうか。
鏡を見なければ確認出来ない顔色と違い、指先の色は、自分で常に確認することが出来ます。

 

美しく凝ったデザインをさらに引き立たせるため、肌色との関係にも注目してみて下さい。

 
 コラムニスト情報
安田 紀子
現在地:神奈川県川崎市  |   職業:カラーコーディネーター・カラーセラピスト・パワーストーンセラピスト

川崎市でカラーサロン「nrk color circle」を営んでおります、安田紀子です。
4シーズンを細分化したパーソナルカラー10タイプ分類を対面診断、写真診断で行っています。カラーセラピストとしての知識も活かし、似合う色プラス効果的な色の使いかたをお伝えしています。
TEL:080-1177-9439 
〒216-0004 川崎市宮前区鷺沼1-11-14 鷺沼パレス906
HP:http://nrkcolor.com/

・日本色彩学会正会員
・色彩検定1級/後任カラーデザイナー
・東商カラーコーディネーター検定1級(第2分野)
・カラーセラピスト
・パワーストーンセラピスト