マイナス50度の幻日、オーロラ!アラスカ観光のおすすめ非日常体験ツアー
旅行=非日常ではありますが、多くの国の大都市では多少の差こそあれ、日本の東京や大阪と似たような風景が見られます。
しかし、アラスカとなるとこれは正真正銘の非日常を味わう事になります。
今回はそんなアラスカの魅力を紹介したいと思います。
冬はマイナス50度にまで気温が下がるアラスカは、目に見える全てが日本とは異なります。
この写真では左側に煙突がありますが、ここから排出される煙は、寒さのあまり上空に上がる事なく低い場所でたなびいているのです。
このような様子は、北海道の北部等を除き日本ではほぼ見る事ができないでしょう。
こちらは幻日と呼ばれる現象です。
極寒の地でしか見る事がのできない景色。
真っ白な雪と氷の世界で、同じ方向に大きさの違う太陽が複数見える様子は、非日常というよりはむしろ異世界に来ているかのようです。
日本でも凍った池や湖を目にする事がありますが、凍った川というのは滅多にありません。
こちらは、アラスカ州フェアバンクス市から州都のアンカレッジまでを走る、アラスカ鉄道から見る事のできる光景です。
展望車や食堂車も備えているこの鉄道は、車窓からアラスカの大自然をゆったりと楽しめる列車として観光用に運行されています。
夏期は毎日、冬期も週に1度、運行しています。
ただし、冬期のアラスカは昼の時間が短く昼前まで明るくなりません。
鉄道は午前8時くらいに出発しますので、車窓からの風景を楽しめる時間は夏よりも遥かに短くなってしまい、少し損をした気分になります。
冬期の乗車の際にはご注意を!
極寒のアラスカにも源泉掛け流しの温泉があるのです。
約100年前、金の採掘を担っていた坑夫達の湯治場として拓かれた温泉です。
今は湯治だけでなく、リゾートやオーロラ鑑賞の為の場所としてはもちろんのこと、会議の開催地としても利用されています。
チェナ温泉のお湯の温度は40度くらい。
外気温マイナス30度の世界で入浴すれば、その温度差は70度!
体は温かいのにお湯に浸かっていない頭部、特に濡れた髪は一瞬で凍り付きますよ。
アラスカと言えばオーロラをなくしては語れませんね。
中でもフェアバンクス市はオーロラがよく見える場所として有名です。
冬期は、3日間の内の2日はオーロラが出現すると言われている程なのです。
フェアバンクス郊外には、オーロラロッジという、夜のオーロラ鑑賞用ロッジが多くあります。
日本人経営の施設もあり、英語が苦手でも安心して鑑賞をする事ができますよ。
海外旅行の行先は数知れずありますが、日本ではまず味わえないであろう、非日常を求める方に一度は訪れて頂きたいのがアラスカです。
是非、大自然の魅力を感じてください。
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