ヨガ、ピラティスの始め方!服装・道具・環境など初心者が揃えたい準備リスト
こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
ヨガやピラティスを始めるにあたって、何を用意したらいいのかと迷うことと思います。
行う時に必要なもの・あった方がいいもの・環境についてご紹介いたします。
伸縮性・吸湿性のある、動きやすい服装です。
Tシャツ・短パンでももちろんいいですし、ヨガウェア専門ショップやスポーツ専門店では、ヨガ・ピラティス用ウェアも売っています。
お気に入りの一着でヨガ・ピラティスをするモチベーションを上げてみてもいいかもしれません。
ウエストが締め付けられるボトムや、手首が締め付けられる時計は外した方がいいでしょう。
仰向けに寝転がることがあるので、髪を結ぶ人は結び目を真後ろより横にずらすと快適です。
足は裸足で行うことがほとんどです。
冬や、空調の効いた夏の施設内では足元が冷えやすいので、レッグウォーマーが重宝します。
一般的に、立位のポーズで足裏の感覚をつかんだり、グリップが効くように、ヨガで使うマットは薄め(~4㎜)を選ぶことが多いです。
ピラティスでは、仰向けや背骨を転がすなど、骨が床に当たる刺激がヨガより強く多いため、厚め(6㎜~)を選ぶことが多いです。
ただし、普段ヨガ・ピラティスをする場所がコンクリートか、フローリングか、畳か、じゅうたんかによっても、必要な厚さは変わってきます。
また、持ち運びやすさを重視したラグマット、折りたたみできるゴム製極薄マットもありますので、ご自分がヨガ・ピラティスをする環境によって選ぶとよいでしょう。
丸めたヨガマットを輪で止めて肩にかけて運ぶストラップは、出し入れが楽ですが、ヨガマットがむき出しなので、汚れやすいです。
ヨガマットを入れる専用バッグも販売されていて、マットは汚れませんが、少々出し入れに時間がかかります。
大きな風呂敷に包んでバッグにしている方もいます。
ヨガマットだけでなく、他のものも一緒に入れられるボストンバッグも販売されています。
汗拭きタオルとして用いるのはもちろん、ヨガでは手の届かないポーズを取る時の補助具として利用します。
ピラティスでは、ももに挟んだり腰の後ろに置いたり、また頭の後ろに掛けたりするなど、使いたい筋肉に意識を向けるための補助具として利用できます。
ヨガやピラティスは、動きやすい格好と、マットの敷ける空間さえあればできますが、よりポーズやエクササイズに集中し、効果を上げ快適に行うための環境は以下の通りです。
うるさすぎず心身に注意を向けやすいBGM、または自然の音が良いでしょう。
無音でも構いません。
リラックスできる香りを炊くのも良いでしょう。
もちろん無香でも構いません。
満腹でないこと。
慣れてくれば空腹の方が集中しやすく感じますが、無理をせず、消化が進んだ食間で構いません。
汗をかく場合や60分以上長時間行う場合には、水分補給用ドリンクも必要でしょう。
身体一つあれば、基本的にはいつでもどこでも気楽にできるのが、ヨガ・ピラティスのいい所です。
環境を整えるとモチベーションも上がり、快適ですが、色々と準備することがヨガ・ピラティスを始めるハードル(敷居)を上げてしまうとすれば、あまり気にせず、動ける格好の身ひとつでレッスンに参加しに行かれても良いと思います。
ヨガ・ピラティスは誰でもウェルカムです。
笑顔で迎え入れて貰えるでしょう。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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