エアコンの疑問解決!冷房と除湿の違いは?1ヶ月の電気代がお得なのはどっち?
季節の変わり目は湿度が高くなり、何気にエアコンの使用が増える時期です。
では、エアコンをどう使えば一番いいのでしょうか?
特に「エアコンの「冷房」と「除湿」の電気代はどっちがお得なのでしょうか?
気になるところですね。
まずは、「冷房」と「除湿」の違いについて知っておきましょう。
「冷房」とは、設定した温度に部屋を冷やす機能をいいます。
部屋の温度を冷やすことをまず優先します。
つまり、設定温度を26度にすれば、エアコンはその温度になるまで、まず部屋を冷やし、その後は、設定温度をキープ使用とします。
逆に言えば、設定温度よりも部屋の温度が低いときは止まってしまいます。
「除湿」とは、部屋の湿度を下げることを優先する機能です。
最近の除湿には、2つの方式があります。
ひとつは「弱冷房除湿」。もうひとつが「再熱除湿」です。
その名前のとおり、弱い冷房運転をします。従来エアコンについている「除湿」はこの「弱冷房除湿」の事を言います。
基本は、設定温度優先ではない為、気温が低いときなどは、部屋が寒くなる事があります。
エアコン内部で冷房する部分と、暖房する部分を作り出すことで、除湿しながら部屋の温度を下げることなく、一定に保つことができる機能です。
湿度も下がり、設定温度をキープすることができる非常に快適性の良い機能ですが、電気代が「弱冷房除湿」の2~3倍かかるのが欠点です。
最近のエアコンの主に上位機種についている機能です(一部メーカーの中間機種にもあり)。
また、弱冷房除湿か再熱除湿を設定でどちらか選べるようになっています。
一部メーカーは、弱冷房除湿と再熱除湿を状況に応じて自動で使い分けるものもあります。
電気代だけ考えるなら、弱冷房除湿や冷房の設定温度を高めに(27℃や28℃等に)して使うのが一番です。
部屋の温度は低いが蒸し蒸しするときは、冷房の設定温度を低くするか、除湿運転を使いましょう。
部屋干しをするときには、再熱除湿がとても役に立ちます。
ランドリーモードというのもありますが、こちらは、部屋が暑くなります。
電気代は高めですが、「浴室乾燥」や「洗濯機の乾燥」を使うよりも電気代が安いですし、扇風機を洗濯物に当てておくと、更に早く乾きます。
部屋干しされる方は、ぜひお試しください。
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家電に関わる営業をしています。
家に帰れば、一児のパパ。
仕事から子育てまで、毎日奮闘中です。
こちらとは別で、ブログも書いています。
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