旅行や留学に!カナダでよく使われる、イケてる英語フレーズまとめ (1/2)
一口に「英語」といっても、地域ごとに様々なアクセントや表現が存在します。
日本人に一番馴染みがあるのは、アメリカ英語やイギリス英語で、良くその違いや特徴などについて雑誌などで取り上げられています。
しかし、カナダ英語はまだまだ認知度が低いような気がします。
今回は、私がカナダに3年住む間に見つけた、カナダ英語の代表例をご紹介します。
カナダの人は、語尾に「Eh?」と良くつけます。
日本語の「~ね?」という感じで使います。
例えば「これ可愛いね?」と言いたいときは「Cute, eh?」。
「美味しいね!」は「Delicious, eh!」という感じです。
発音は「ね」のイントネーションのまま「エィ」と言うだけです。
カナダには、カナダのシンボルとも言って過言ではないほど愛されているドーナッツショップ、Tim Hortonsがあります。
カナダの人は「ティミーズ」や「ティムズ」と呼び、コミュニティセンターのように毎日近所の人達で賑わっています。
注文時、コーヒーに砂糖2つとクリーム2つを入れて欲しいときに「ダブルダブル」と注文します。
コーヒーに砂糖1つとクリーム1つは「シングルシングル」なのかと思いきや、これは「レギュラー」です。
「トリプルトリプル」にはまだ遭遇したことがありませんが、是非甘党の人は使ってみて下さい。
日常的に使われるカナダのコインにも、カナダならではの呼び方を持つものがあります。5セントコイン(nickle)、10セントコイン(dime)、25セントコイン(quarter)などはアメリカと同じ呼び方ですが、1ドルコインと2ドルコインは少し変わっています。
1ドルコインにはLoonという鳥(日本名はアビ)が刻印されています。
そのため、そのコインは「ルーニー(Loonie)」と呼ばれています。
2ドルコインは、”two”なので「ルーニー」の最初の音を変えて「Toonie」と呼びます。
何だか可愛いですよね。
カナダの公用語はフランス語と英語の2カ国語です。
法律で、商品表示は必ずこの2つの言語を使用することが義務付けられています。
この2言語表示で出来上がった可愛い言葉を紹介します。
色鉛筆のパッケージも2言語表示なので、英語の「Pencil」とフランス語の「Crayon」が並べて表示してあります。
「Crayon」は英語の単語でもあり、それはクレヨンを指します。
2言語表示で「Pencil Crayon」と書いてあったのを、英語話者は一つの言葉だと思い込み、今では色鉛筆のことを、英語とフランス語が合体した形”Pencil Crayon”と呼ぶ人もいます。
カナダでは、天気予報の気温を鵜呑みにしてはいけません。
カナダの温度表示は「ヒューミデックス(humidex)」という、湿度を加味した体感温度を表示するため、実際の気温とは異なる場合が多いです。
7月に「明日は38度だよ」と言われ、びっくりしましたが、湿度を加味しなければ30度ほどの気温でした。
カナダでは、冬のニット帽をCap等ではなく、”Tuque” と呼びます。
これもフランス語をそのまま使っているようです(アラビア語の「丸い帽子」が起源のフランス語)。
複数形の場合、普通に語尾にSを付けて使用します。
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