温泉の効果効能を引き出す正しい入り方は?入浴前・入浴中・入浴後は「ココ」に注意しよう
温泉効能を高める入り方は?温泉の正しい入浴法や、入浴にあたっての注意点を解説。
日本に古くから根付いている温泉文化。
しかし、意外にも温泉の効果的な入り方を知らない方が多いのではないでしょうか。
今回は、温泉の正しい入浴法や、入浴にあたっての注意点をご紹介します。
温泉に入ると、身体に様々な効果をもたらしますが、それと引き換えに体力も消耗します。
宿や施設に到着後、すぐに入浴をするのはお勧め出来ません。
30分程休憩をし、身体を休ませてから入浴をするようにしましょう。
基本的なことではありますが、体調が悪い場合は入浴を控えましょう。
良く言われる、熱がある時に入れば汗をかいて熱が下がるというのは間違いです。
入浴はNGです。
食後の入浴も、胃に流れる血流量が減るため、食べ物の消化に影響を及ぼします。
食後は30分以上経ってから入浴をしましょう。
また、飲酒後の入浴も大変危険なため、酔いが覚めるまで休みましょう。
入浴中は汗をかくため、身体の水分が蒸発し、血液の粘度が上昇します。
水を飲むことにより、それを防ぐことが出来るので、入浴前にはコップ一杯の水を飲むことをお勧めします。
また、汗をかきやすくなり、すっきりします。
湯船に入る前には、必ず掛け湯をしましょう。
最近は、温泉施設などでも掛け湯コーナーを設けている所も多く見受けられます。
掛け湯は、身体の汚れを落とすのと同時に、身体を温めて急な温度差による血圧の上昇を防ぎます。
まずは足先から太腿にかけて、次に手先から肩へと、心臓から遠い部分から徐々に慣らしていって下さい。
湯船に入る時は、一気にドボンと入るのではなく、つま先からゆっくりと入ります。
まずは下半身の半身浴で身体を慣らして、その後にゆっくりと全身を沈めましょう。
少しのぼせを感じたら、無理をせず湯船から出て、少し身体の火照りを静めてまた入るという繰り返しがベストです。
また、湯船から出る時も、ゆっくりが基本です。
急に立ち上がったりすると、立ちくらみなどをしてしまう可能性もあります。
浴場から出る際、シャワーを浴びると身体に付着した温泉成分が落ちてしまうので、入浴後はそのまま出るのがお勧めです。
ただし、肌の弱い方は、温泉成分が強いお湯では被れてしまう可能性があるため、注意が必要です。
入浴後は思った以上に身体が疲れているものです。
30分~1時間程度は休憩を取るようにしましょう。
また、汗をかいて水分も奪われているので、水分補給も忘れずに。
1日の入浴は、2~3回くらいがベストです。
それ以上の入浴は、疲労や湯あたりの原因となりますのでお勧めしません。
いかがでしたか?
意外と知られていない温泉入浴法。
せっかく温泉に入るなら、正しい入浴法を身に付けて、温泉効果を最大限に取り込みましょう。
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初めてまして!雫と申します。
3度のメシより温泉??
もとい3度のメシと温泉が好きです。
素敵な温泉、宿を求め、関東を基点にあちこちフラフラしています。また、旅先で美味しいものを見つけるのも楽しみの一つです。
こちらでは温泉をはじめとした旅を楽しめる情報を発信出来ればと思っています。また、同じ趣味の方々と情報交換できれば嬉しく思います。
宜しくお願い致します。
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